JR東日本は、2026年3月14日(土)のダイヤ改正において、埼京線の平日朝通勤時間帯に、川越駅~新宿駅を結ぶ「通勤快速」を増発します。新たに設定されるのは、川越駅を6時09分に出発する上り列車で、都心方面への通勤・通学の利便性が大きく向上します。

平日朝の埼京線・通勤快速を増発で利便性向上へ

埼京線の通勤快速は平日の朝と夕方の通勤ラッシュ時間帯に設定されており、大宮駅~赤羽駅間に関しては武蔵浦和駅のみ停車する種別です。

今回増発となったのは、6:09川越駅発~7:03新宿駅着の上り通勤快速列車。現在、川越駅から新宿方面に行く通勤快速は、5時台に1本、6時台に3本、7時台と8時台に各4本、9時台に2本の合計14本設定されています。
しかし、5:49川越発に乗り遅れてしまうと、次の通勤快速は6:19川越発・7:18新宿着と30分近くも間が空いてしまいます。間に運行している6:04川越発7:07新宿着の列車は各駅停車のため、移動に時間がかかります。
そこで、今回の増発は、この30分の間を補う、大きな変更だといえるでしょう。

増発する埼京線通勤快速の時刻

朝の貴重な時間に、速達列車である通勤快速の選択肢が増えるのは朗報です。今回のダイヤ改正で6:09川越発の通勤快速列車が増発となることで、通勤時間帯は15分程度の間隔で通勤快速が運行されることになります。川越から新宿方面へ、毎日の通勤ストレスが少しでも軽減されることを期待しましょう。
(画像:JR東日本)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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