【木造駅舎カタログ】東北本線12/94 安積永盛駅

2021.11.02

※2020年9月撮影

トップ画像は、東北本線安積永盛駅。

福島駅、郡山駅を過ぎて、この駅からは水戸駅に向けて水郡線が分岐しています。水郡線は大好物なので何度もこの駅を通っています。乗り換えで下車したコトはありましたが、駅舎から出てゆっくりしたのは初めてです。水郡線はこの駅が正式な終点。ICカードSuicaか使用できますが水郡線内は使えません。

そうは言っても駅前周辺にほとんど商店などは無くて、食事などできないことは分かっていました。

駅出入口から正面の眺めです。

※2020年9月撮影

安積永盛駅は、1909年(明治42年)東北本線の笹川駅として開業しました。1929年(昭和4年)水郡北線(1934年の全通後水郡線)が当駅から谷田川駅まで開業。1931年(昭和6年)安積永盛駅に改称。成田線の笹川駅が開業することを控えての措置。

※2020年9月撮影

1984年(昭和59年)荷物取扱廃止。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東日本・JR貨物の駅になります。2012年(平成24年)業務委託駅になりました。

駅の北側に奥に見える公道の跨線橋があって東北本線の西側に渡ることができます。

※2020年9月撮影

駅舎南側から。駅舎が建設された時期は未詳ですが、駅開業時からという情報もあります。

※2020年9月撮影

駅前の客待ちタクシーがいなくなったので「安積永盛駅の駅名由来」が見えました。黄色い矢印です。

※2020年9月撮影

駅舎の前に立っています。形は新田駅と同じ。

※2020年9月撮影

「安積永盛駅の駅名由来」の記載内容は以下です。

「永盛」という地名は、明治九年(1876)、小原田、笹川、笹原、日出山の四ヶ村が合併したときに名付けられた新しい村の名前です。末永く栄える(盛える)ようにと願いが込められた村名でした。三年後に各村は再分離し、明治二十二年(1889)の市町村制施行で再び永盛村が生まれ、昭和二十九年(1954)には永盛町と豊田村が合併し安積町となり、さらに昭和四十年(1965)郡山市と合併しました。

現在、「永盛」という行政区名は残っていませんが、当駅名をはじめ小学校などに残されています。

この地名の由来を受けて、明治四十二年(1909)、東北本線が永盛村笹川を通っていたことから「笹川駅」として開業、昭和六年(1931)、水郡線が川東まで開通した時「安積永盛駅」と改称しました。

◆参考資料◆ ■福島民友新聞社刊「福島県民百科」 ■福島民報社刊「福島大百科事典」

・・・この「駅名由来」東北本線全駅にあるワケではないと思いますが、ちゃんと調べて書いてあるのでとても参考になります。

駅出入口。正面にICカードSuicaの簡易改札機があります。

※2020年9月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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