JR東日本「事故の歴史展示館」で京浜東北線事故再現、教育内容を拡充

2018.10.06

福島県白河市のJR東日本総合研修センターにある、「事故の歴史展示館」。

この「事故の歴史展示館」が、同センター内に新たな建屋を設置して、教育内容を拡充。

新たにデジタルサイネージを活用した展示を展開し、

「事故の概要や対策をより理解する」

「事故当時の実記録の展示や事故の対応などに携わった人たちの証言動画等により事故をより肌で感じる」

「事故の実物車両を展示して社員一人ひとりが事故に至った要因をさまざまな面から考察する」といった教育を充実させる。

また、「事故の歴史展示館(考察館)」(約810m2)では、京浜東北線川崎駅構内で発生した事故の実物車両等を用いて再現展示。

京浜東北線川崎駅構内で発生した列車脱線事故は、2014年2月23日、京浜東北線の回送列車が、工事用車両と衝突。

川崎駅構内で行っていた線路上の工事で、通常は列車が来ないことを確認の上、線路を閉鎖する措置(線路閉鎖)を講じてから工事用車両を線路に載せるところ、線路を閉鎖する措置を講じる前に工事用車両を線路に載せていた。

同列車は、先頭車両(10号車)と2両目(9号車)が脱線、先頭車両は進行左側に横転。

2両目は進行左側に傾いた状態となり、乗務員2名が負傷した。同列車は回送列車で、乗客はいなかった。

JR東日本は、この事故で衝撃した工事用車両の実物を展示し、事故の状況を再現。

実物車両の内部も見ることができるようにし、社員一人ひとりが事故の恐ろしさを肌で感じるとともに、事故を自分事としてとらえ、事故に至った要因をさまざまな面から考察していく。


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