北陸新幹線「福井駅」は1面2線の島式ホーム 県民限定の施設見学会も盛況

2021.10.17

2021年8月に姿を現した北陸新幹線「福井駅」――ガラスの壁面や細長い木を並べた木彫ルーバー(一乗谷朝倉氏遺跡の唐門がモチーフ)などが特徴

2024年春の敦賀延伸・開業へ向けて工事の進む北陸新幹線。

2021年10月17日(日)、福井県が主催する北陸新幹線「福井駅」の建設現場見学会が行われました。500名ほどの参加者は各回100名ほどのグループに分かれ、工事中の新幹線ホームや停車中のCAモルタル注入車などを見て回りました。

福井駅の建築工事説明に聞き入る参加者の姿
新幹線ホームへつながるエスカレーター
停車中のCAモルタル注入車
北陸新幹線のスラブ軌道 モルタル注入までは完了しており、軌道工事も終盤
中央の構造物は「運転事務室」

見学会は県が機運醸成等を目的として、福井県民限定で参加者を募り、建設中の北陸新幹線駅や車両基地を案内するというもの。8月3日から12日にかけて募集したところ、4施設合わせて2,121名から応募があったと言います(福井駅への応募者数は696名)。

2024年春の北陸新幹線の敦賀延伸開業により、福井県には新たに「芦原温泉」「福井」「越前たけふ」「敦賀」の4つの新幹線駅が誕生することになります。「芦原温泉」「越前たけふ」の見学会はすでに終わってしまいましたが、来月11月7日には敦賀の車両基地で見学会が行われる予定です。

1面2線の島式ホーム

待避線もない1面2線の島式ホーム 新幹線ホームとしては例外的にコンパクトなつくり

北陸新幹線福井駅は1面2線の島式ホームとなっており、ホームの長さは12両編成に対応する312メートルです。10月17日現在の建築工事進捗率は7割程度で、鉄骨・屋根・外装工事は完了。現在は内装工事がメインで進められています。

福井駅の新幹線ホームは在来線(将来的に第三セクターに移管)、えちぜん鉄道の間に整備されており、上家を作ってスライドする特殊な工法を採用するなど、工事そのものは非常に難易度の高いものであったそうです。

新幹線ホームからえちぜん鉄道のホームを見下ろせる
逆側の在来線ホームは少しガラス張りの面積が小さい

また、北陸新幹線福井駅の東側には福井市主体で拡張施設が整備される予定です。前述の通り福井駅新幹線ホームは狭い空間に整備されているため、観光案内や待合スペース用の施設を併設することで混雑緩和を図ります。

福井市が整備する拡張施設用の用地

記事:一橋正浩


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