東海道新幹線の駅や車内の清掃業務を担当する新幹線メンテナンス東海(SMT)が、新ユニフォームのイメージデザインコンテストを実施している。

現在の制服は1994年から使用されているもので、女性はピンク、男性はブルーのデザインだ。ピンク色の制服を着用したスタッフが短時間で車内清掃を行う姿などは、東海道新幹線利用者なら一度は目にしたことがあるかもしれない。

2021年より業務刷新に向け動き出したSMTは、東海道新幹線の車両や駅・ビルを清掃し上質で快適な空間を提供する業務を「ドレスアップ」と捉え、仕事に従事するスタッフの呼称を「ドレッサー」と改めた。東海道新幹線の整備を担当する社員は「エクスプレスドレッサー」、駅やビルの整備を担当する社員は「ステーションドレッサー」といった具合だ。

ADVERTISEMENT

そんなドレッサーが着用するユニフォームに相応しいデザインは、どのようなものか。

募集要項には「東海道新幹線のイメージと調和したデザイン、色合い」「一目見て『ドレッサー』と認知でき、『清掃員』のイメージを払拭するデザイン」などの文言が並ぶ。SMT担当者は、次のようにコメントする。

「かっこいいユニフォームを身に纏うと、自然と背筋が伸び、仕事へのモチベーションも上がります。身に付けて働く私たちが誇りに思うのはもちろん、私たちを見た人にも「着てみたい。」と感じていただけるような素敵なユニフォームを作り上げたいと思っています」

ユニフォームデザインの応募締め切りは2021年12月26日。プロ、アマチュア、年齢問わず誰でも応募できる。賞金はグランプリ(1名)30万円、準グランプリ(1名)が10万円。詳細は「公募ガイドONLINE」上の「SMTユニフォームのイメージデザインコンテスト」ページに掲載。

<鉄道チャンネル 関連記事>
新幹線の車内清掃は匠の技!JR東海「新幹線なるほど発見デー」でパーサーなどの業務を体験(2019年掲載記事)
https://tetsudo-ch.com/9830791.html

画像:新幹線メンテナンス東海
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/