写真で振り返る懐かしの鉄道車両~由利高原鉄道 YR-1000形~【東北編015】

2022.01.30

東北地方の大動脈の一つが、大阪から青森を結ぶ「日本海縦貫線」の一部を担う羽越本線です。その秋田県内の主要駅の一つ、羽後本荘から接続しているのが由利高原鉄道です。

由利高原鉄道は、もともと国鉄矢島線として開業した路線を、1985年10月1日に第三セクター転換し発足した鉄道です。羽後本荘-矢島間の23.0kmを結ぶ路線は、鳥海山ろく線と名付けられています。なお、終点の矢島駅は、国鉄時代は羽後矢島駅でしたが、由利高原鉄道発足時に矢島駅に改称されました。また、読み方は「やじま」ではなく「やしま」です。

由利高原鉄道開業と同時に製造されたのがYR-1000形です。「おばこ」の愛称が付けられ、ヘッドマークが掲げられていました。当時としては軽量化された省エネ設計の先進的な車両でした。

2001年以降に冷房化やエンジン換装が行われ、YR-1500形に改番されました。当初は5両全て改造する予定でしたが、1両だけ改造されぬまま、2003年に廃車となっています。

その後、第二世代のYR-2000形が2001年から、第三世代のYR-3000形が2012年から順次導入され、YR-1500形は2014年にすべての車両が廃車となりました。

YR-1000形の写真はこの1枚しか残ってないですが、1989年頃の撮影なので、改造前のオリジナルの車両です。

由利高原鉄道は、鳥海山の美しい景色を望む路線であり、また地元の足として重要な役割を担っています。

※各写真は一回の旅行で撮影しているわけではなく、複数回にわたるものを編集しています

記事:芝系太


LINEで送る

オススメ記事