滋賀県、琵琶湖の南をことんことんと行くローカル私鉄、近江鉄道。

東海道線の南側、近江商人の街をゆっくり走る電車のなかの日常は、こんな感じ。

画像↑↑↑上は、午前中、ママといっしょに電車でお出かけするというおしゃれ大好きな姉妹、撮るよ~っていったら、こんなにかっこよくポーズ! いいね。

ちょっと車両を移動すると、こんどは画像↑↑↑下のような自転車キッズ。いつものようにカラカラ…と手慣れた感じで自転車を電車に載せて、ちょこんと座った。仲良し兄妹、これからどこに行くのかな。

近江鉄道らしい豪快な揺れもなんのその。いつもの笑顔で自転車をささえて、日が差し込む電車のなかを過ごす風景は、「このシーンに出会えてよかった」って想うはず。

―――近江鉄道では、電車内への自転車を持ち込めるサイクルトレインを実施中。持ち込み料無料(運賃のみ)で、平日は9〜16時の昼間時間帯、土休日は終日OK。

北に琵琶湖、南に鈴鹿山脈がある、おだやかな気候の近江の街を自転車で走り、近江鉄道に載せて行動範囲をブースト。こうしてショッピングやサイクリングを楽しむ人たちで、電車内はにぎやか。

近江鉄道の公式サイトでは、駅からスタートする「社員おすすめのサイクリングコース」を紹介中。

自転車があれば、駅から遠い絶品グルメや、路線バスも走ってない絶景にもすいすいと行ける。近江の街は、坂道があまりないのも、自転車乗りにはありがたい。

さらに、米原駅や彦根駅、日野駅などには、レンタサイクルサービスもある。

米原駅直結の「びわこ一周レンタサイクル」は、ビワイチをはじめとするロングライドむけのスポーツ自転車もあるから、サイクリストにもおすすめ。

彦根駅前の「彦根市レンタサイクルめぐりんこ」にも、本格的なスポーツタイプから電動自転車まで、さまざまな車種の自転車を借りることができるから、彦根市・多賀町・甲良町・豊郷町・愛荘町へとペダリングできる。

―――日常の移動手段として、地元に定着するローカル私鉄の風景。

滋賀県のローカル私鉄 近江鉄道は、地元高校生の下校&部活帰りや、硬券にパチンとはさみを入れる改札、地元大学生と近江鉄道保線係員がいっしょに駅を掃除する姿が、いつもある。

こうしたシーンに出会えるだけでも、訪れる価値があるから、「いいかも」って感じたら、迷わず行ってみて。

<近江鉄道で行く滋賀の旅>
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(※同シリーズの画像はすべて許可を得て撮影しています)