特急「はしだて号」を全車指定席に 丹鉄が3/12ダイヤ改正 レストラン列車「丹後くろまつ号」の運転計画も

2022.02.04

ダイヤ改正で宮福線に増発される新型車両「KTR300形」(※画像提供 WILLER TRAINS㈱)

京都府と兵庫県の日本海側を走る京都丹後鉄道(丹鉄)は、2022年3月12日にダイヤを改正する。同日実施のJRグループのダイヤ改正にならい、一部普通列車の運転区間を見直したり最終列車を繰り上げるほか、観光列車の一部は運転区間を変更する。朝夕の通勤通学時間帯は現在ダイヤを維持して、沿線住民の利用機会を確保する。

JR山陰線との相互直通運転で京都―宮津/天橋立/久美浜間を結ぶ特急「はしだて号」は、JR西日本のダイヤ改正にあわせ、全車指定席で運行する。ただし、丹鉄線内だけを走る特急「たんごリレー号」は現在と同じく、指定席と自由席の両方を設定する。

天橋立発京都行きの最終「はしだて10号」は、ダイヤ改正を機にJR線内の福知山―京都間は指定日運転になるが、丹鉄線内の天橋立―福知山間は現行ダイヤ通り毎日運転とする。終点の福知山で、特急「こうのとり」などに乗り換えることで、京阪神方面へのアクセスを維持する。

普通列車は利用状況に応じて運転区間を変更。西舞鶴―豊岡間列車の一部は西舞鶴―網野/峰山間、天橋立―西舞鶴間列車は同じく一部を豊岡―西舞鶴間に変更する。

人気観光列車「丹後あおまつ号」は、運転線区を宮舞線/宮豊線に見直し。西舞鶴―網野/豊岡を日本海に沿って走る〝海の京都〟の魅力を味わえる運行形態に変更する。

宮福線は、2019年から投入を進める新型車両「KTR300形」の運行本数を現行の1日16本から27本に増やし、輸送サービスをレベルアップする。

あわせて丹鉄は、「丹後くろまつ号」の2022年春夏シーズンの運行計画を発表。旅の魅力を高める車内食は「スペシャルモーニング」、「海の幸堪能」、「地酒飲み比べ」、「スイーツお楽しみ」の4コースを設定する。列車は毎週末金~日曜日と祝日に、福知山―天橋立―西舞鶴間などのルートを走る。

今季は、運転日や時間帯によって提供する料理に変化をつけて、幅広い年代層のニーズにこたえる。地酒飲み比べはタイトル通り沿線の地酒を味わう、スイーツお楽しみは自分だけのアレンジミニどら焼きをつくるなど、体験型観光の要素も加え、ファミリー客やグループ客を誘致する。コースの詳細と予約は、「丹後くろまつ号予約専用ホームページ」へ。

レストラン列車「丹後くろまつ号」のビジュアルイメージ(画像:京都丹後鉄道)

記事:上里夏生


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