招き猫仕様の新京成「たか猫うだん」乗車券・入場券(画像:新京成電鉄)

きょう2月22日は〝ニャン・ニャン・ニャン〟の「猫の日」。特に2022年は、さらに3つ〝2〟が加わる「スーパー猫の日」とも。「猫の手も借りたい」ほど商売熱心な鉄道会社、複数の事業者が記念きっぷを発売する。

千葉県の新京成電鉄は、「2022年2月22日猫の日記念たか猫うだん乗車券・入場券」を、沿線各駅で発売する(一部駅を除く)。「たか猫うだん」は、若干苦しくも思える既存駅の猫語読み。もちろん本当は高根公団だ。入場券は「ニャ~場券」と読む。

台紙はご覧のような招き猫仕様で、きっぷは高根公団から250(ニャ~ゴ~)円区間の乗車券と高根公団駅の入場券各2枚ずつ。購入者は、高根公団駅と新鎌ヶ谷駅が最寄りの猫カフェ2店舗で記念きっぷを見せると、料金割引や滞在時間延長の特典を受けられる。発売額800円で2222枚発売。

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同じく猫語読みの「ネコの日記念乗車券&入場券セット」を売り出すのが、静岡県の大井川鐵道(大鐵)。こちらの猫駅は、SL終点の千頭から延びる井川線にある川根小山駅だ。川根小山がなぜ猫駅なのか。不明な方は、ぜひ発音していただきたい。

大鐵の「ネコの日記念乗車券&入場券セット」(左)と川根小山駅(右)(画像:大井川鐵道)

大鐵の記念きっぷは、千頭―川根小山間の片道乗車券と川根小山駅の入場券を台紙にセット。きっぷは硬券、猫のイラストは大鐵社員の書き下ろしで、一部1000円、当初300セットの予定から200セット増刷して、500セットを発売する。

ちなみに、高根公団や川根小山と同じく猫語読みできる駅は、ほかに全国4駅あるそう。ここでは線区名だけ紹介するので、興味ある方は駅名を調べてみてはいかが。①JR東日本八高線、②横浜市営地下鉄ブルーライン、③JR東海御殿場線、④黒部峡谷鉄道

記事:上里夏生