1990〜1997年にかけてつくられた都営浅草線 5300形8両編成を置き換える後継として、総合車両製作所 横浜事業所で、5300形と同数の27編成216両をつくった新型車両5500形。

5300形の設計最高速度 110km/h に対し、この5500形は 130km/h まで引き上げられ、成田スカイアクセス線にも対応したモデル。

車体長18メートル・片側3ドアなどは京成・京急の従来モデルと同じくし、車体は総合車両製作所のステンレス車体ブランド sustina(サスティナ)を採用。

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床下には、三菱電機製フルSiC素子VVVFインバータ制御を載せ、独特の音を奏でるのも特徴のひとつ。

こうした5500形がもつ運動性能が、いよいよ本領発揮する日がやってきた。

この5500形、京成電鉄・都営地下鉄・京急電鉄の2月26日ダイヤ改正で、成田スカイアクセス線直通アクセス特急の運用を担うことに―――。

都営浅草線5500形が新たに担うアクセス特急は、都営線内は各駅に停車、京成押上線から青砥・京成高砂・東松戸・新鎌ヶ谷・千葉ニュータウン中央・印旛日本医大・成田湯川を経て、空港第2ビル・成田空港へと至る成田空港への速達列車。

白地に桃色帯、歌舞伎顔の都営5500形が、京成3050形・3100形などとともにアクセス特急運用に入ることで、特別料金不要の成田空港アクセスがにぎやかに。

新型コロナウイルス感染が収束し、海外へまた自由に渡航できるようになったら、歌舞伎顔の都営500形アクセス特急で、成田空港へ行ってみたい。

◆新しい三田線の顔「6500形」お披露目 5/14デビューの新型は「人にやさしい車両」
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