福知山で散策やお茶缶作り体験を楽しみ、復路へ

JR福知山駅に到着したのは12時13分。コンコースでは福知山観光協会のイメージキャラクター「光秀くん」や丹波福知山手づくり甲冑隊、福知山市長が参加者を出迎えます。さらに京都府立工業高校のマンボウ・ジャズ・バンドによる歓迎コンサートも開催され、ツアー参加者はもちろん、通りがかった方々も足を止めて演奏に聞き入っていました。

光秀くん、市長、甲冑隊のお迎え
『銀河鉄道999』などの名曲のジャズアレンジを演奏

希望者には街歩きツアーなどのオプションが用意されていました。私が参加したのは、福知山で唯一のお茶屋さん「山城屋茶舗」で開催されたマイお茶缶作りプランです。

マイお茶缶作りプランの会場は、福知山で唯一のお茶屋、山城屋茶舗です。福知山から歩いて約8分、福知山城に向かう途中にあるお店には、すでに材料が用意されていました。

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「見本缶」と呼ばれる小ぶりなサイズのお茶缶に和紙を貼り付け、自分オリジナルのお茶缶を作ります。貼り付ける和紙は数種類あり、自分で好きなものを選ぶことができました。選んだのは、森の京都QRトレインと色違いの柄の和紙です。

お店の方の説明を受けながら型紙に合わせて和紙を切り、障子のりで缶に貼り付けていきます。こう書くと簡単そうに聞こえますが、アルミの缶に貼った和紙はズレやすく、思った以上に集中力が必要です。

森の京都QRトレイン柄の和紙。配色が違うと印象も変わります
完成。夢中になりすぎて途中の写真はほとんど撮れず……

マイお茶缶作りは山城屋茶舗で誰でも体験することができます(要予約)。森の京都QRトレイン柄のお茶缶が欲しい方はいかがでしょうか。

復路は福知山駅から京都駅まで2時間半あまりの行程です。往路と違い途中駅でのおもてなしなどはありません。

復路の車窓。桜の時期がすぐそこまで迫っていました

車内では参加者がアンケートに答えたりうつらうつら眠ったりなど、リラックスして過ごしていました。森の京都QRトレインを満喫し、森の京都の魅力に触れた1日になりました。

記事:鶴原早恵子(写真は全て筆者撮影)