田園都市線 掘割の途中にある緩急接続駅、急勾配がつくる車両基地の造形美

2022.06.22

ここは神奈川県川崎市宮前区。本線の南側に東京メトロ 鷺沼検車区、北側に東急電鉄 長津田検車区 鷺沼車庫がある、東急田園都市線 鷺沼。

ここ鷺沼駅から中央林間方面は、小高い丘を掘削した掘割区間で、こうして歩道などから田園都市線を見おろせるポイントがある。

2面4線のホームがある鷺沼駅では、急行と各駅停車などの緩急接続が行われ、画像のように外側 中央林間方1番と渋谷方4番に各駅停車が待避し、まんなか2本(2・3番)に急行などがとまる。

画像は、中央林間方面へと急ぐ東急8500系、それを退避する直通先 東武の50000系、渋谷方で急行などを待避中の東京メトロ08系。

この画面の左奥に東急電鉄 長津田検車区 鷺沼車庫、画面右奥に東京メトロ 鷺沼検車区が広がるイメージで、両基地とも渋谷方は本線より高い位置にある。

車両基地は基本的に水平を保ってつくられることから、この鷺沼から渋谷方の宮前平へかけては、けっこう急な下り勾配。20〜30パーミルはあるんじゃないかと思うほど。

立派な高架構造をみせるのは、東急電鉄 長津田検車区 鷺沼車庫(東急電鉄 鷺沼メンテナンスセンター)。

鉄道車両車庫基地として使われているフロアは、最上階。そこに60両がとめられる電車留置線がある。

その下にはなにがあるかっていうと、東急百貨店鷺沼物流センターなどの物流空間など。この高架橋構造物の造形美も一見の価値あり。

東京メトロと東急で、車両基地のつくりかたの違いもわかる鷺沼。基地のまわりをゆっくり歩くと、その“違い”も垣間見れるかも。

◆東京メトロの路線がない神奈川県川崎市にメトロ車両基地、東急線にあるメトロの飛び地
https://tetsudo-ch.com/11080819.html


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