画像は成田空港B滑走路を北へむけて飛び立った旅客機のなかからみえた風景。

離陸してから3分たったあたりで、左舷側(ポートサイド)の窓からみえた、交差・合流する線路。

画面のなかで縦に走る線路は、京成成田空港線。軌間1435mmの線路。

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画面左から、京成成田空港線の下をくぐって画面右へとのびる線路は、JR成田線。軌間1067mmの線路。

同じくこの高架線の下をくぐって、京成成田空港線へと合流する線路が、JR成田駅と成田空港駅を結ぶ成田線支線 空港支線。

このJR成田線支線 空港支線が1991(平成3)年に開通したのにあわせて、都心空港連絡特急 成田エクスプレスが走り出した。

当時の成田エクスプレスを担っていたのは、初代の253系。現行の2代目E259系にその役目をゆずってからは、リニューアルやカラー変更を経て1000番台となって東武日光線・東武鬼怒川線直通特急 日光 きぬがわなどを担っている。

また、JR成田線支線 空港支線や京成成田空港線の軌道と違い、まっすぐ直線にのびる大きな高架橋は、完成せずに終わった成田新幹線を想定した構造物。いまこうして、2社の軌間が異なる線路が、ふたつ並んで走っている。

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