※2022年6月撮影

トップ画像、御殿通りを西に歩いています。右手前の「メリヤス」という言葉、みなさま御存知ですか?

昭和一ケタ生まれの母がよく使っていた言葉です。今の言い方では「ニット/ジャージー」ですね。要は「編んだ布地」、17世紀後半に初めて日本にニットが「靴下」としてポルトガル・スペインからもたらされました。スペイン語の靴下(medias/メディアス)がメリヤスに転訛してニット地全般を指すようになった様です。戦後に生まれた人たちは、たぶん使いませんね。ちなみにタイトルのパライソは、英語ならパラダイス。(笑)

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御殿通りを歩いていたら、また神社がありました。

※2022年6月撮影

扁額は道祖神社。

※2022年6月撮影

道祖神は、村境、峠などの路傍で疫病や悪霊を防ぐ民間信仰から発生したとても古い神様です。江戸時代に船橋の宿場だったので守り神が多くおかれているのでしょうか。

キレイに掃除されています。ご挨拶しました。

※2022年6月撮影

境内社は三峰神社。

※2022年6月撮影

秩父鉄道三峰口駅から行く三峯神社が有名です。三峯神社では秩父山中の狼を猪などから農作物を守る眷属・神使として崇め狼の護符を授与しました。この三峰神社の狛犬も狼っぽい?

※2022年6月撮影

御殿通りが山口横丁と当たる場所に「いかづち」という古美術商。

※2022年6月撮影

山口横丁を北上、京成船橋駅の方に戻ります。この辺りは呑兵衛パライソ?

※2022年6月撮影

この食堂がシブイ。表の値段表も凄いです。御定食は400円。550円の目玉定食は何ですか? 目玉焼き?(笑)

※2022年6月撮影

頭上は京成線高架、奥にJR総武線の車両が見えます。

※2022年6月撮影

看板のホンビノス貝、最近安価なハマグリ代用品として出回っている北米産の二枚貝ですね。美味しいらしいですがまだ食べた事はありません。グリーンの「西船名物小松菜ハイボール」も残念ながら未体験。(笑)

※2022年6月撮影

飲み助天国を通って京成船橋駅東口に戻ってきました。

※2022年6月撮影

山口横丁は、再訪したいですねぇ。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。