Osaka Metroは2022年7月22日(金)より、「30000A系」の運行を開始します。運行区間はOsaka Metro 中央線(コスモスクエア駅~長田駅)および相互直通運転を行う近鉄けいはんな線(長田駅~学研奈良登美ヶ丘駅)。同社が中央線へ新造車両を投入するのは約27年ぶりとなります。

30000A系は2011年に御堂筋線で運行を開始した30000系車両の改良版。車両の外観デザインに「スパークルドット」を採用してこれまでの号線色帯を改めるとともに、車両の低床化や優先座席の明確化など、同社が進めているバリアフリー化を踏襲した仕様としています。

30000A系導入の目的は2025年開催予定の大阪・関西万博を見据えた輸送力の増強で、万博終了後は谷町線に転用する計画です。

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なお、同社はこの他にも宇宙船をイメージした外観の新型車両「400系車両」を計23編成導入し、中央線の20系や24系を置き換えるとしています(400系のデビューは2023年4月予定)。

(写真:Osaka  Metro)

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