南海電鉄は2022年8月8日(月)から、「ラピートデジタルきっぷ」を発売します。

これは「難波・新今宮 ・天下茶屋 ・堺~関西空港の片道乗車券」(QR乗車券)と「ラピートの特急券」(レギュラーシートのみ)を組み合わせたもので、南海電鉄によればQRコードを用いて乗車券と特急券をセットで発売するのは日本初といいます。

価格は乗車区間が「難波/新今宮/天下茶屋~関西空港」であれば1,200円、「堺~関西空港」は1,100円です。同区間を行く場合、関空トク割ラピートきっぷでは1,290円、通常価格なら1,450円(堺~関西空港間は1,360円)なので、かなりおトクな料金設定と言えるでしょう。

ADVERTISEMENT

利用日の前日までに購入する必要はありますが、「ラピートデジタルきっぷ」の特徴として、従来の窓口で購入する乗車券付き特急券と異なり、スマートフォンなどから「購入日翌日から乗車5分前まで」日時・列車を指定することができます。

きっぷの購入は「南海アプリ」から。座席の指定は同アプリ内の「南海デジタルきっぷ→チケットウォレット」から。乗車の際は同チケットウォレットで購入済みの乗車券を選択し、QR乗車券を呼び出して専用改札機へタッチするかたちになります。

<発売期間>
2022年8月8日(月)~12月10日(土)

<利用可能期間>
2022年8月9日(火)~12月11日(日)

※利用日当日は購入不可
※購入日翌日から起算して1ヶ月以内の好きな日を選んで利用するかたちになります。

(写真:I.Sakurai / PIXTA)

<鉄道チャンネル 関連記事>
南海電鉄の改札機で「Visaのタッチ決済」「QRコード」利用の実証実験 2021年春から
https://tetsudo-ch.com/11036044.html