明治時代の駅舎! JR四国徳島線 阿波川島駅【木造駅舎コレクション】156
※2022年8月撮影
トップ画像は、JR四国徳島線阿波川島駅。駅にアクセスする県道156号線から。
徳島線は駅のある部分でほぼ南北にはしっています。駅舎は線路の西側。駅の南には四国山地が広がっています。
※2022年8月撮影
特徴的なエントランスのアーチ。
※2022年8月撮影
かつては駅舎に店舗が入っていたので、こちら側からは駅舎と言うよりも店舗という雰囲気です。
※2022年8月撮影
切妻屋根に乗った部分は看板用に見えます。駅舎自体の大きさはたっぷりあります。
※2022年8月撮影
あらためて正面。駅として使用されているのは自動販売機より左の部分だけです。
※2022年8月撮影
駅出入口。30年ほど前の写真を見ると建物は同じで中央部寄りに駅出入口がありました。
※2022年8月撮影
建物財産標があります。
※2022年8月撮影
何と記載は「明治32年8月」です。1899年! 徳島鉄道が駅を開業した年です。
幅の広くない待合室に入りました。「運行情報等表示端末」と乗車券販売機が設置されています。時刻は9時22分。駅舎のある1番のりばに9時25分発の特急「剣山3号」が入線しています。奥の島式ホーム3番のりばには9時40分発の徳島行普通列車が停車中。
※2022年8月撮影
斜めからですが、窓口側は店舗のあった時代を思わせます。
※2022年8月撮影
改札口側から待合室。窓側に木製ベンチがならんでいます。
※2022年8月撮影
次回はホームに出ます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などはJR四国さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)、『山陽・四国920駅』宮脇俊三・原田勝正編(小学館/1993)、『停車場変遷大事典 国鉄 JR編1-2』(JTBパブリッシング/1998)他を参照しています。
※タイトルは『木造駅舎』ですが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎ではなく、筆者が気に入った駅舎を恣意的に選んでいます。明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎コレクション】で進行します。悪しからずご了承ください。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいています。