※2022年6月撮影

トップ画像は、宗吾霊堂大本堂。

境内の案内の内容です。

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「宗吾霊堂は真言宗豊山派東勝寺の管理する佛堂であります。今より360余年前承応年間下総佐倉藩の悪政により生活に苦しむ人々を救う為、公津村名主(木内惣五郎)は徳川四代将軍家綱公に直訴し十万の人々の命を救われました。

しかしその罪により承応二年(1653年)に本人と四人のお子様は刑に処され、その遺骸を当山住職等が現在のお墓の地(当時の刑場跡)に埋葬されました。

その後、百年祭の時(1752年)に佐倉藩主堀田大亮公により「宗吾」の法号を贈られ立派な佛位を得られてより宗吾様を祀るお堂を宗吾霊堂と称するのであります。

即ちお墓では偉大な宗吾精神(大慈悲大悲の広い心)を敬慕し、お堂では信徒の方々が所願成就を御祈祷し、現世のご利益を授かるのであります。〈後略〉」

大本堂の背後に2002年(平成14年)建立の奥之院があります。

※2022年6月撮影

大本堂の東側に宗吾殿。宗吾殿は、佐倉藩堀田家の子孫近江国宮川藩堀田家の浅草下屋敷に祀られ供養されていたものでしたが、平成29年この地に移築建立されています。

※2022年6月撮影

奥之院の北側に広がる宗吾霊堂あじさい園に行きました。

※2022年6月撮影

案内板です。7,000株のアジサイが植えられていると書かれています。

※2022年6月撮影

あまり見たことの無いアジサイが咲いています。

※2022年6月撮影

柏葉アジサイという種類。筆者は初めて見ました。秋の紅葉も美しいそうです。

※2022年6月撮影

流石にアジサイの開花期なので園内は賑わっていました。

※2022年6月撮影

赤いアジサイはほとんど見ませんでした。学校で「アジサイの花の色は土壌のPH(酸性度)に影響される。酸性なら青、アルカリ性なら赤」と習いました。でも1本だけ赤いのは、ちょっと離れているダケで土壌のPHが違うのでしょうか。

※2022年6月撮影

アジサイを満喫した後、帰路は、500mの下りなので比較的楽に駅まで戻りました。

※2022年6月撮影

次回は、宗吾参道駅から公津の杜駅に向かいます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。