独自AI技術でD2C越境ECを支援する iKala KOL Radar インフルエンサーマーケティングに企業が頼る理由、土屋隆司 CMにその優位性と展開を聞く_3/1登場の最新版はより効率的かつ科学的に効果測定
Instagram や TikTok 、YouTube などの SNS が世の中のトレンドをけん引する時代。インフルエンサーマーケティングという取り組みを経ずして企業や団体は成長できないとまでいわれているいま、台湾発の新進気鋭インフルエンサーマーケティングがいま注目を集めている。
それが、iKala(アイカラ)。
iKala(アイカラ)、AI技術による DX と D2Cの支援事業を手がける台湾のテック系企業で、アジア 6 市場(台湾、日本、シンガポール、タイ、香港、マレーシア)でサービスを展開。
iKala Japan 土屋隆司 カントリーマネージャー(画像)率いる日本法人は、2021年9月に設立され、国内企業の越境ECビジネスやインバウンド獲得などにむけたAIインフルエンサーマーケティングを手がけている。
Facebook、YouTube、Instagram、TikTok が対象
企業の届けたい商品やサービスに最適なインフルエンサーを導き出せる最新サービス
iKala が展開するインフルエンサーマーケティングサービスは、頭に「AI」がつくとおり、テック系企業独自のAIインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「KOL Radar」(ケーオーエルレーダー)をコア技術にすえるサービスで、その最新版「KOL Radar 10.7.0」が3月1日にリリースされたばかり。
KOL Radar は、iKala独自のAI技術とビッグデータを活用し、Facebook、YouTube、Instagram、TikTokを対象に、インフルエンサーのあらゆるデータやパフォーマンスをワンストップで解析できる、台湾で最大の導入実績を誇るインフルエンサーマーケティングプラットフォーム。
合計100万件を超えるインフルエンサーデータと、1億件以上のコンテンツデータを保有し、これらデータを活用して企業の届けたい商品やサービスに最適なインフルエンサーを導き出せる。
2022年11月14日よりSaaSによる定額制プランを提供開始。基本料金5万円で、日本のD2C企業にインフルエンサーのスクリーニング、データ追跡、パフォーマンス評価の機能をワンストップで包括的に提供中。
最新版は、インフルエンサーのスクリーニング、データ追跡、パフォーマンス評価の機能をさらに強化し、企業のさまざまなニーズにワンストップで対応できるように進化した。
―――こうした 独自AI で他のインフルエンサーマーケティングと一線を画する iKala のアドバンテージとユーザーメリットについて、iKala Japan 土屋隆司 カントリーマネージャーに聞いた。
自治体や旅行組合、大手観光施設、交通事業者なども注目
まずはどんな企業がこの iKala の KOL Radar を選択し、期待以上の成果を上げているか。iKala Japan 土屋隆司 カントリーマネージャーは、「まず我々は台湾、シンガポール、タイ、香港、マレーシアといった国と地域に強いことから、こうした国と地域に自社の商品を越境ECで売っていこうとする企業が iKala の KOL Radar を選ぶ」という。
「昨年8月にiKala Japan カントリーマネージャーに就任して以来、顧客層の“面”を広げるアプローチを続けてきたなかで感じたのは、コスメ・美容、そして観光といった領域での KOL Radar を使ったAIインフルエンサーマーケティングが加速していること」
「また国内ナショナルブランドからの打診も多く、アフターコロナのインバウンド獲得にむけて自治体や観光業団体、大手観光施設、旅行会社、交通事業者などの団体などからも KOL Radar が注目されている」
料金は SaaS による定額制プランが基本料金5万円からで、日本のD2C企業にインフルエンサーのスクリーニング、データ追跡、パフォーマンス評価の機能などをワンストップで包括的に提供している。
たとえば、台湾のインフルエンサーを起用したプロモーションなどをみても、越境ECインフルエンサーマーケティングとしてのリーチ単価は、国内の同業他社と大きく変わらない。だから、台湾のインフルエンサーにAIテクノロジーで特化した KOL Radar のほうが、より的確に確実にプロモーションを打てるというメリットがある」
台湾テック系企業発のアドバンテージ、今後は広告配信やリアルイベントなども
販促キャンペーンやタイアップイベントなどのスポット受注から、年間プロモーション計画まで、エンドツーエンドで対応する iKala は「越境ECでインフルエンサーマーケティングのリーチ単価は、国内のインフルエンサーマーケティング各社と大きく変わらないから、リソースがない企業などは、予算と規模で決めてみるのも手」という。
「そこで iKala の強みは、SNSマーケティングに長けた台湾・日本のエンジニアやプランナーたちが、ワンストップで対応する点。台湾テック系企業発のアドバンテージで、データを重視した正確性、高いエンゲージメント性とスピード感が、顧客によろこばれている」
今後は、台湾をはじめとする各国でのメディア広告やメディアイベント、広報支援、リアルイベントなども展開し、越境EC支援にかかわるすべての広告タッチポイントを360度全方位で広げていきたい」
―――独自のAI技術とビッグデータを活用した台湾で最大の導入実績を誇るインフルエンサーマーケティングプラットフォーム KOL Radar をコアプロダクトとして、越境ECビジネスやインバウンド・アウトバウンド獲得を支援し、さらに対応領域を広げていくiKala(アイカラ)。
ここからは、3月1日にリリースされたばかりの最新版「KOL Radar 10.7.0」について、チェックしていこう。
日本のD2C企業やブランドの越境ビジネス参入がさらに低コストで容易に正確に
3月1日から展開する最新版「KOL Radar 10.7.0」は、D2C企業がブランドやサービスの種類とキャンペーン条件に合致するインフルエンサー候補とのコラボレーションメリットを、より効率的かつ科学的に測定できるようにアップデート。
日本発のD2C企業やブランドは、そのクオリティの高さで、越境EC市場で大きなポテンシャルを持っているといわれ、今回の最新版「KOL Radar 10.7.0」で、日本のD2C企業やブランドの越境ビジネス参入時の障壁である、市場ニーズの把握と、ターゲットとなる購買層へのリーチが、さらに低コストで容易に正確に実施できるようになったという。
その注目のアップデートポイントが、これだ↓↓↓
インフルエンサーのフォロワー属性分析
性別、年齢、所在地などのフォロワー属性データからフォロワーが目標のターゲットに合致しているか効率的に判断できるように進化。
これによりD2C企業は、ブランドやサービスの種類とキャンペーン条件に合ったターゲット層へのダイレクトマーケティングが可能に。
インフルエンサーの運営状況指標 K-Score
フォロワーの増加率、エンゲージメント率、動画再生率、フォロワー数、投稿頻度の5つの指標に基づく評価によりSNS運営状況指数を生成。
データ分析を用いて、D2C企業のマーケティングの意思決定を効率的にし、インフルエンサーをより科学的かつ定量的な方法でスピーディーに選択することを支援します。
PR投稿分析
AIの機械学習技術を通して、インフルエンサーが過去に実施したPR投稿の比率やコンテンツ内容、およびエンゲージメント率を検出して可視化。
これにより、D2C企業は起用するインフルエンサー候補の過去案件の成果を把握できる。
SNSコメント感情分析
Deep Report 機能としてAIを活用し、インフルエンサーの投稿のコメント内容を分析。
各プラットフォーム、個別のインフルエンサーの投稿コメント内容の感情(ポジティブ、ネガティブ、ニュートラル) を判別。コメントを包括的に分析したインサイトレポートが可能に。
投稿ハッシュタグ分析
ハッシュタグの使用回数、エンゲージメント率などから、特定のインフルエンサーが使用しているハッシュタグを分析。
ワードクラウドを生成し、そのインフルエンサーが頻繁に使用しているハッシュタグを可視化する。
◆iKala KOL Radar
https://www.kolradar.com/jp