しなの鉄道は2025年12月13日(土)から14日(日)にかけて、SR1系を使用した夜行列車ツアー「ミッドナイトしなので行く 信州夜行列車の旅」を開催します。運輸区乗務員が発案した企画で、同形式が夜行列車として運行されるのは今回が初めて。

1人2席利用でゆったりと…現代の夜行列車旅

本ツアーは20時頃長野駅発、途中駅で休憩停車も挟みながら、翌朝6時30分頃に妙高高原駅へ到着する0泊2日の行程です。

使用されるSR1系の座席は全席クロスシート(リクライニング機能なし)ですが、参加者1名につき2席が確保されるため、相席の心配なくゆったりと過ごすことができます。車内にはコンセントとフリーWi-Fiが完備されており、現代の旅のニーズにも対応しています。

なお、深夜時間帯は車内を暗くして走行、パンタグラフを4基上げて早朝の北しなの線を走るなど(霜切列車体験ができるかも)、鉄道ファン向けの要素もあるようです。

選べる2つのプラン

ツアーには、食事や立ち寄り先の異なる2つのプランが用意されています。

スタンダードプラン

信州の名店「すき亭」による、加熱式容器で温かい「牛すき焼重」を提供。また、深夜帯に入る前に田中駅で停車し、徒歩1分の天然温泉「ゆうふるtanaka」へご案内。入浴時間が設けられており、旅の疲れを癒やすことができます。

代金は大人19,800円/小人9,800円、募集人員38名。

大人の夜更かしプラン

未成年は参加不可の大人限定プランです。小諸駅構内のカジュアルバー「E’cuve こもろ(エキューブこもろ)」にて、地元食材にこだわったオードブルなどのプチディナーを楽しむことができます。

代金は大人22,000円、募集人員22名。

開催概要

出発日:2025年12月13日(土)
集合場所:JR長野駅 在来線改札口付近 / しなの鉄道きっぷ売場前
受付時間:19:00~19:30
最少催行人員:40名
申込方法:しなの鉄道ウェブサイト内リンク(JTB予約サイト)より受付

静寂の夜を駆ける「流星」のようなSR1系で、特別な一夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

(画像:しなの鉄道)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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