※2023年3月撮影

トップ画像は、牛嶋神社西側、早咲きのヒガンザクラ、桃色が美しいです。

こちらは南側の正面、大きな鳥居があります。

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※2023年3月撮影

境内に進みます。手前両側に狛犬。本殿前の三輪鳥居、珍しい形が分かります。

※2023年3月撮影

本所の総鎮守、牛嶋神社は、墨田区観光協会のサイトによれば「貞観年間(859~879)頃、慈覚大師が一草庵で素盞之雄命の権現である老翁に会い、牛御前と呼ぶようになったと伝えられ、かつては隅田公園に北側にあったのが公園の工事のため昭和7年に現在の場所に移った。」そうです。

総檜(ヒノキ)権現造の本殿。タイミング良く巫女さん登場。

※2023年3月撮影

東側に撫牛(なでうし)があります。

※2023年3月撮影

墨田区教育委員会の案内看板に拠れば「自分のカラダの悪い部分を撫で、牛の同じところを撫でると病気が治るという江戸時代から知られる風習があります。カラダだけではなく心も治る御利益が信じられています。また誕生した子どものよだれかけを奉納し、これを子どもにかけると健康に成長するという言い伝えもあります。この牛の像は、文政八年(1825)頃奉納されたと言われ、それ以前は牛型の自然石だったようです。」

しかしヒザの痛む筆者は、牛のどこを撫でれば良いのか判然としません。(笑)

※2023年3月撮影

拝殿の西、狛犬の手前に狛牛(?)がありました。なかなか迫力のある牛さんです。

※2023年3月撮影

牛嶋神社を退出して公園内を北に歩きます。言問橋に上がる道路の下を抜けるトンネルです。

※2023年3月撮影

トンネルの北側に墨田区立「隅田公園 魚つり場」がありました。看板を見てその料金に吃驚、なんと1回30円です。10月~3月は、9時から11時、お昼休みをはさんで12時~4時半。貸し竿・エサはないので各自持参とのこと。ヘラブナを釣りますが釣果は持って帰れません。

※2023年3月撮影

釣り人は、子供たちではなく「昔子供だった大先輩たち」でした。

※2023年3月撮影

さらに北に歩きます。墨田区立小梅小学校を越えて、三囲神社に向かいます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料:『京成電鉄85年の歩み』(1996年/総務部編)『京成電鉄100年の歩み』(2009年/経営統括部編)他