超短い前面展望です【駅ぶら】06京王電鉄 京王線017
※2023年5月撮影
トップ画像は、京王線新宿駅からの前面展望。ようやく地上区間に出た瞬間です。
京王新線内、新宿駅~初台駅~幡ヶ谷駅は地下区間なので前面展望は撮影出来ません。本来ならば幡ヶ谷駅からの前面展望で笹塚駅なのですが、京王線の下りは京王新線と同じ地点で地上に出ます。新宿駅からの前面展望で代替します。御宥恕ください。
※2023年5月撮影
筆者は1956年(昭和31年)生まれです。7歳(1963年)で実家が井の頭線久我山駅に転居。それまでは旧国鉄中央線の阿佐ヶ谷駅でしたから、地下化される以前の京王線新宿駅の記憶はありません。実家、住所は世田谷区烏山でしたが、駅までの距離は久我山駅の方が近かったのです。
もちろん京王新線開通時は大学生でしたから記憶に残っています。高架駅化される以前の笹塚駅などもうっすらと記憶に残っています。コラムの最後にあげてある参考書籍で過去の駅の姿などを見て記憶を確かめています。
でも学生時代に初台駅や幡ヶ谷駅で降りた記憶がないので地下駅の差異などは、残念ながら分かりません。
いずれにしても京王線は地下からグングン上って高架線になります。
※2023年5月撮影
笹塚駅で京王線と京王新線が合流します。上りホームには京王新線方面に行く都営地下鉄新宿線の車両が停まっています。
ちなみに都営地下鉄線は、京王線と相互乗り入れしている新宿線の軌間は京王線にあわせた1372mm、京成線と相互乗り入れする浅草線と相互乗り入れの無い大江戸線は1,435mm、東急線・相鉄線と相互乗り入れする三田線は1,067mmと三種類の軌間があります。
※2023年5月撮影
筆者の乗っている各駅停車京王八王子行は1番ホームに入線。ホームドアが整備されています。
※2023年5月撮影
ホームは京王八王子駅寄りが少し右にカーブしています。
※2023年5月撮影
ホーム終端部が見えてきました。
※2023年5月撮影
ここからは別の日に撮影した【駅ぶら】カットになります。下りホーム、2番ホームに京王新線方面から来た区間急行が停まっています。
※2023年5月撮影
駅名標。京王線側です。
※2023年5月撮影
笹塚駅は1913年(大正2年)4月開業。1978年(昭和53年)7月高架駅化、同年10月に京王新線が開通、複々線の駅になりました。
1番ホーム側、奥は新宿方面です。
※2023年5月撮影
次回は笹塚駅周辺をぶらぶらします。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)