大阪に「なんば広場」23日オープン、南海の駅前におもてなしの玄関口が誕生

大阪市の南海本線難波駅前に、2023年11月23日、「なんば広場」がオープンします。
「なんば広場」は大阪市が事業主体となり官民で連携して整備を進めてきた歩行者空間。かつては駅前空間の大半が車に占められ、歩道が狭く自転車も多く放置されるなど課題がありました。
2008年から地元発意で空間再編の検討が始まり、2011年には難波駅周辺の町会、商店街、企業が参加した「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」を設立。まちづくり構想が策定されました。
以後、2度の社会実験を経て工事を開始。「大阪のおもてなし玄関口」をコンセプトに、世界を惹きつける観光拠点「ミナミ」にふさわしい上質な居心地のよい空間を目指したといいます。

広場には観光やショッピング、待ち合わせの際に気軽に使えるベンチを設置し、四季折々の姿を見せるサクラやケヤキなども植樹。イベント等を開催するスペースとしても活用されます。
大阪市などは供用開始と同時に「社会実験」を開始し、広場の利活用における課題や清掃・警備などの管理面での課題の抽出・検証を進めていきます。
直近のイベント開催予定
11月25日・26日 道頓堀リバーフェスティバル
11月30日~ 戎橋筋商店街体験博
12月2日~ 大阪・光の饗宴コアプログラム 御堂筋イルミネーション
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