名鉄、3月28日から3駅でクレジットカードなどのタッチ決済・QRコードで改札通過の実証実験を開始 2024年秋には対象駅を拡大
名古屋鉄道(愛知県名古屋市)がQRコードおよびクレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による改札通過の実証実験を開始します。
実証開始日は2024年3月28日(木)で、対象駅は中部国際空港駅、名鉄名古屋駅、金山駅の3駅。2024年秋からは対象駅を13駅に拡大し、自動改札機にてQRコード表示およびクレジットカード等のタッチ決済による改札通過を可能とします。
実証実験は「決済手段の充実を図ることで、沿線住民のほかインバウンドを含む当地域への来訪者に対してシームレスでストレスフリーな移動環境を提供するとともに、窓口対応業務の軽減・混雑緩和を目指す」ことを目的として行われるものです。
QRコードによる改札通過
エリア版MaaSアプリ「CentX」、およびインバウンド向け乗車券を販売するWebサイト上にて本実証実験の対象となるデジタルチケットを購入。スマートフォンなどに表示されたQRコードを入出場時に専用端末にかざせば改札を通過できます。
QRコード表示に対応したデジタルチケットは「CentX webチケット」「エアポートきっぷ」の2種類。
前者は9月30日まで「名鉄名古屋~中部国際空港QRきっぷ」(980円)「金山~中部国際空港QRきっぷ」(910円)を発売。どちらも片道乗車券で、名鉄商店やμPLAT金山などで使用できるクーポン券付きです。
後者はインバウンドを対象とした現行発売商品。2025年3月31日(月)までQRコード対応発売。
クレジットカード等のタッチ決済による改札通過
タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を専用端末にタッチすることで、有人改札を通過できます。
決済ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardについては順次追加予定です。
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