岡山の路上をTAMA路面電車が走っているワケ【私鉄に乗ろう 78】

2019.02.06

この「私鉄に乗ろう」の写真は、筆者がプライベートな旅で撮影したものです。鉄道会社さんから許可をいただいていませんので、乗車券があれば誰でも入れる場所から、手持ちで撮影したスナップ写真です。ポケットに入るコンパクト・デジタルカメラ(SONY DSC-WX500)で、2018年7月23日(月)に撮影しています。

【私鉄に乗ろう 78】岡山電気軌道東山本線 その1

岡山の路面電車、岡山電気軌道は、岡山県を中心とする企業集団「両備グループ」の中核企業です。戦後、岡山県内のバス事業でしのぎを削っていた両備グループとバス事業を統合しています。
実は、猫駅長で有名な和歌山電鐵(元南海の貴志川線)は岡山電気軌道の100%子会社。だから岡山の路上にタマの路面電車が走っているのです。和歌山電鐵の車両や貴志駅など水戸岡鋭治さんがデザインをされていますが、水戸岡さんは岡山出身、両備グループのデザイン顧問なのです。岡山電気軌道の超低床車両MOMOのデザインも水戸岡氏です。

※このタマ電車は、元呉市電800形の機器を流用して1980年(昭和55年)に車体が新造された7000形電車。7001と7002の2両が稼働中。吊り掛け式の懐かしい音がします。7000-7900形までのシリーズは概ね同じデザインで旧型車両の台車や電気機器を流用し、車体を冷房対応で新造したものです。

岡山電気軌道は明治43年(1910年)の創業から一度も社名変更していません

1912年(明治45年/大正元年)に路面電車の営業を開始しています。2005年(平成17年)には前述の南海貴志川線の事業を引き継ぐ和歌山電鐵を設立しました。2010年(平成22年)には創立100周年を迎えています。

東山本線と清輝橋線 2つの路線

軌道線は東山本線がメイン。3.1kmに11の駅があります。東山本線の柳川から分岐する清輝橋線は1.6kmに7つの駅があります。全線が併用軌道、複線です。

※岡山電気軌道ホームページより

東山本線に乗ります

JR岡山駅前東側、桃太郎大通起点に岡山電気軌道の停留場があります。

地下道で岡山駅前停留場に行きます。

島式ホーム手前が乗車専用で、シザーズ・クロッシングを挟んで降車専用ホームがあります。乗り込んだ電車から降車ホームが見えます。

降車ホームの横を通って出発進行。

300mで西川緑道公園(にしがわりょくどうこうえん)停留場。1912年(明治45年/大正元年)の開業時は西川駅でした。2008年(平成20年)に現在の西川緑道公園停留場に改称されました。すみません、シャッターを切った瞬間に揺れたので微妙にブレていますね。天気は良いのですが日影を走っていることも多くて、コントラストが強く、予想外にブレている写真があります。御容赦ください。

近いです。200mで柳川停留場。清輝橋線がこの先で分岐します。1912年(明治45年/大正元年)開業。

東山本線は直進。右に清輝橋線が別れてゆきます。

左に岡山市営城下地下駐車場の入口があります。

【私鉄に乗ろう 78】岡山電気軌道東山本線 その2 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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