桜色の電車で行きたい、岡山屈指のお花見スポット5選と「扇形機関庫」を巡る春の鉄道旅、2026岡山の桜は3/27前後の開花予想!

「晴れの国」岡山に、今年も華やかな桜の季節が到来します。ウェザーニューズ発表の予想によると、今年の岡山県の桜開花は3月27日頃となる見込みです。本記事では、日本三名園「岡山後楽園」や1,000本の桜が舞う「津山城」といった定番名所とともに、2023年に導入された新型車両227系「Urara(うらら)」や井原鉄道を利用した、渋滞知らずの「鉄道お花見ルート」も紹介。特に津山エリアでは、国内現存2番目の規模を誇る「旧津山扇形機関庫」と桜を一度に楽しめる、この時期ならではの体験が待っています。2026年の春、鉄道と歴史が織りなす岡山ならではの風景を、一足早くチェックしてみましょう。
2026年の岡山県内・桜開花は平年並・3月27日予想!
2026年の桜シーズンが幕を開けようとしています。ウェザーニューズが2026年3月4日に発表した「第五回桜開花予想」によると、岡山県の開花予想日は3月27日。これは昨年並みの時期であり、西日本や東日本の多くの地点でも平年並か、やや早い開花となる見通しです。岡山県内では、3月下旬から4月上旬にかけて多くのスポットで見頃を迎えることが期待されています。
歴史的建築と「鉄分」が融合する岡山の春

岡山の桜巡りの醍醐味は、単なる花見にとどまりません。日本100名城の一つである津山城の石垣を埋め尽くす1,000本の桜は圧巻ですが、鉄道ファンにとっての真のハイライトは、津山駅から徒歩圏内にある「津山まなびの鉄道館」とのセット訪問でしょう。現存する日本2番目の規模を誇る扇形機関庫と、満開の桜を同時に楽しめるのはこの地域ならではの贅沢です。
また、井原鉄道沿線では、車窓から流れる春の景色を楽しみつつ、駅からすぐの桜並木を歩くといった、公共交通機関を主体としたスマートな旅が成立します。
岡山県内の電車が走行するエリアのほぼすべてを網羅している227系「Urara」にも注目。岡山の桃・福山のバラ・尾道の桜など、沿線を象徴するピンクをシンボルカラーとしており、桜のシーズンには乗車するだけでテンションが上がりそうです。
クルマでの移動が混雑するお花見シーズンだからこそ、鉄道を基軸にした「お花見ホッピング」を楽しみましょう。
【参考】島根に「桃色の風」が吹く。JR西日本227系「Urara」山陰本線乗り入れ開始! 3月14日ダイヤ改正で伯備線の風景が一新(※2026年3月掲載) https://tetsudo-ch.com/13024397.html
1. 岡山市北区:日本三名園を彩る多様な桜「岡山後楽園」

日本三名園の一つに数えられる「岡山後楽園」は、園内と外園を合わせて約280本の桜が咲き誇る、岡山を代表するスポットです。

約50本の桜林をはじめ、園路沿いの並木、花葉の池に映えるヤエベニシダレなど、趣の異なるさまざまな桜が庭園に春の彩りを添えます。
また、園内には岡山の桜開花の基準となる「標本木」があることでも知られています。
【岡山後楽園 概要】
開花時期:3月下旬~4月上旬
入園料:大人(15~64歳)500円、シニア200円、高校生以下無料
アクセス:JR各線「岡山駅」からバスで約15分「後楽園前」下車すぐ
2. 津山市:西日本屈指の名所「津山城(鶴山公園)」

「日本さくら名所100選」に選定されている津山城は、約1,000本のソメイヨシノが石垣と調和する壮観な景色が魅力です。
本丸から見下ろすと、まるで「桜の絨毯」のような眺めが広がります。

2026年3月28日からは「2026 津山さくらまつり」を開催。夜間にはライトアップされた夜桜を楽しむこともできます。
【2026 津山さくらまつり 概要】
開催期間:2026年3月28日(土)~4月12日(日)
開催場所:津山城(鶴山公園)
アクセス:JR津山線・姫新線「津山駅」から徒歩約10分
■鉄道スポット:「津山まなびの鉄道館」が至近!

津山駅からすぐの場所には、旧津山扇形機関庫を活用した「津山まなびの鉄道館」があります。
D51形蒸気機関車などの貴重な車両が展示されており、お花見と合わせて鉄道の歴史に触れることができます。
3. 井原市:幻想的な夜の川面を楽しむ「井原堤」

井原堤は、小田川の堤防沿いに約2,000メートル、約800本の桜並木が続く市民の憩いの場です。

「井原桜まつり」の期間中はぼんぼりが灯され、やわらかな光に包まれた夜桜が川面に映る幻想的な光景が広がります。
【井原桜まつり 概要】
開催期間:2026年3月20日(金)~4月12日(日)
点灯時間:18:30~22:00
開催場所:井原堤(井原鉄道「井原駅」から徒歩約25分)
■鉄道スポット:井原鉄道で行く桜の旅

「井原堤」は、1999年開業の第三セクター鉄道「井原鉄道」の井原駅からアクセスできます。岡山県「総社駅」~広島県「神辺駅」を結ぶ地域密着型の鉄道で、約8割が高架を走るため、車窓からの景色が素晴らしい路線。沿線ののどかな風景と桜のコントラストを堪能できます。
4. 玉野市:瀬戸内海と桜のコントラスト「王子が岳」

玉野市と倉敷市にまたがる「王子が岳」は、瀬戸内海の多島美と瀬戸大橋を一望できる絶景スポットです。正直なところ、鉄道でのアクセスは少しハードルが高いのですが、春には遊歩道沿いに桜やツツジが咲き、ハイキングを満喫できるエリアでもあります。
「王子が岳レストハウス」付近では、淡い桜色と海の青が織りなす圧巻のコントラストが楽しめます。
【王子が岳(王子が岳レストハウス付近) 概要】
開花時期:3月下旬~4月上旬
住所:岡山県倉敷市児島唐琴町1421-8
アクセス:JR宇野線「宇野駅」からバスで約40分~山頂まで徒歩約45分
5. 真庭市:約1km続くピンクのアーチ「久世トンネル桜」

旭川の河川敷沿い、約1,000メートルにわたって約180本のソメイヨシノが咲き揃う「久世トンネル桜」。
その名の通り、桜のトンネルをくぐり抜けるような散策が楽しめます。
3月22日から開催の「天領くせ桜まつり」では、約160基の灯りに照らされた夜桜も楽しむことができます。
【天領くせ桜まつり 概要】
開催期間:2026年3月22日(日)~4月13日(日)
ライトアップ:日没~21:00頃
アクセス:JR姫新線「久世駅」から徒歩約5分
2026年の春は岡山のお花見&鉄道巡りへ
2026年の岡山の桜は、例年通りの時期に私たちの目を楽しませてくれそうです。
今回ご紹介したスポットはいずれも岡山ならではの歴史や自然を感じられる場所ばかりです。特に津山や井原のエリアは、鉄道でのアクセスも良く、車両や駅舎と桜の共演を楽しむ「撮り鉄」や「乗り鉄」の旅にも最適です。ぜひ、カメラと時刻表を手に、春の岡山を満喫しに出かけてみてください。
(TOP画像:Pixta)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
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