
2026年11月14日(土)は、埼玉県が誕生した日を記念する「埼玉県民の日」です。この日に合わせて、東武鉄道・西武鉄道・秩父鉄道・埼玉高速鉄道・埼玉新都市交通(ニューシャトル)の鉄道5社から、1日乗り降り自由になるお得な「県民の日記念フリー乗車券」が発売されます。
料金は東武の大人480円から秩父鉄道の1,200円まで幅広く、埼玉県民だけでなく誰でも購入が可能です。ただし、各社で「前売りの有無」「販売場所」「有効区間」「紙かデジタルか」が大きく異なります。
この記事では、2026年最新の5社フリー乗車券の料金・販売期間・購入方法を一覧で徹底比較。さらに、県内無料開放スポットや車両基地イベントなど、週末のおでかけに役立つ活用法をご紹介します。
埼玉県民の日の記念フリー乗車券は5社|料金と販売期間の比較
【概要】埼玉県民の日 記念フリー乗車券(2026年)
販売する会社:埼玉高速鉄道、埼玉新都市交通(ニューシャトル)、東武鉄道、西武鉄道、秩父鉄道の5社

有効日:2026年11月14日(土)(ニューシャトルは14日・15日のどちらか1日、西武鉄道は購入日当日)
料金:大人480円〜1,200円(会社によって異なる)
出典:埼玉県「県民の日記念フリー乗車券」ページ(2026年10月27日掲載)と、同日の県の報道発表

【Q&A】埼玉県民以外(都民・他県民)でも買える?
「埼玉県民の日」という名称ですが、購入時に身分証や居住地の提示は不要です。東京都民や近隣県の方でもまったく同じ料金で購入・利用できます。浅草駅や和光市駅、西武線の各駅など都内窓口・券売機で購入可能なきっぷも多いため、都内から埼玉方面への日帰り観光・紅葉狩りにも絶好のチャンスです。
東武鉄道は大人480円|本線と東上線の県内区間が乗り降り自由
5社のなかで最も安いのが、東武鉄道の大人480円(子供240円)です。販売は11月8日〜14日で、有効日は11月14日の当日限りです。磁気券なので、駅の券売機・窓口で買えます。

【東武鉄道】(埼玉県の発表より)
料金:大人480円/子供240円
販売期間:11月8日〜14日
有効日:11月14日当日限り
有効区間(本線):谷塚〜羽生、東武動物公園〜柳生、大宮〜南桜井
有効区間(東上線):和光市〜寄居、坂戸〜越生
発売場所:浅草〜羽生、小村井〜亀戸、杉戸高野台〜柳生、大宮〜南桜井の各駅(大師前・押上を除く)、東上線の各駅(東武竹沢・みなみ寄居・男衾・鉢形・玉淀・寄居を除く)、浅草駅旅行センター
有効なのは埼玉県内を中心とした区間です。東京都内の駅(浅草など)では買えても、乗れる区間は上の範囲だけなので、乗る区間をよく確かめましょう。
埼玉高速鉄道は大人580円|全線が乗り降り自由、買えるのは11/14当日だけ
赤羽岩淵から浦和美園までの埼玉スタジアム線全線が、1日乗り降り自由になります。販売日と有効日は、どちらも11月14日の1日だけです。前売りはありません。

【埼玉高速鉄道】(埼玉県の発表より)
料金:大人580円/子供290円
販売日・有効日:11月14日当日限り
有効区間:全線
発券方法:磁気券
発売場所:全駅(赤羽岩淵駅を除く)
注意:赤羽岩淵駅から乗る場合は、降りる駅の窓口で、この乗車券に変更してもらいます
ニューシャトルは大人500円|11/14と15のどちらか1日を選べる
埼玉新都市交通(ニューシャトル)は、5社で唯一、有効日を選べます。11月14日(土)と15日(日)のどちらか1日で使えて、販売は11月7日から15日までです。全駅で買える紙の乗車券です。

【埼玉新都市交通(ニューシャトル)】
料金:大人500円/子供200円
販売期間:11月7日〜15日
有効日:11月14日・15日の任意の1日
有効区間:全線
発券方法:紙券
発売場所:全駅
11月15日(日)は、丸山車両基地で「ニューシャトル丸山車両基地まつり」が開催されます(埼玉県のイベント案内による)。おでかけの日を選べるのが、このきっぷの強みです。
西武鉄道は大人1,000円|多摩川線以外の全線で、子供用は設定なし
西武線は、多摩川線を除く全線が乗り降り自由です。有効日は購入した日の当日限りで、販売は11月12日(木)から15日(日)まで。前売りは無く、子供用の乗車券は設定ありません。
西武鉄道は、小児IC運賃が全区間「1乗車一律50円」となっているため、往復してもわずか100円です。何度乗り降りしても数百円程度に収まるケースがほとんどですので、大人だけが1,000円のフリーきっぷを購入し、子どもは手持ちの交通系ICカードでタッチして乗車するのが最安になります。

【西武鉄道】(埼玉県の発表より)
料金:大人1,000円(子供の取扱いなし)
販売期間:11月12日〜15日(前売りなし)
有効日:購入日当日限り
有効区間:西武線全線(多摩川線を除く)
発券方法:磁気券
発売場所:県内の各駅(武蔵横手・東吾野・西吾野・正丸・芦ヶ久保の各駅を除く)
西武線は、販売期間が県民の日(14日)だけではなく、12日~15日の4日間ともに使えます。
【関連記事】たった1,000円で西武線乗り放題「埼玉県民の日 記念きっぷ」11/12から4日間!エミテラス所沢・祭の湯など特典も https://tetsudo-ch.com/13043312.html
秩父鉄道は大人1,200円|デジタルチケットのみ、現金では買えない
羽生から三峰口までの秩父鉄道全線が、11月14日の1日乗り降り自由です。ほかの4社と違い、駅では売られていません。小田急電鉄が提供するスマホアプリ「EMot」でのデジタルチケットだけで、決済はクレジットカードやPayPayなどです。現金は使えません。

【秩父鉄道】(埼玉県の発表より)
料金:大人1,200円/子供500円
販売期間:11月6日(金)9時〜14日
有効日:11月14日当日限り
有効区間:全線(羽生〜三峰口)
発券方法:デジタルチケット
発売場所:小田急電鉄のアプリ「EMot」(各駅窓口での販売なし)
11月6日の午前9時から買えるので、事前にアプリを入れて、支払い方法を登録しておくと安心です。
なお11月14日(土)には、「埼玉県民の日」を記念して、SLパレオエクスプレスに特別ヘッドマークを掲げて運行されます。SLにご乗車の場合には、「埼玉県民の日フリーきっぷ」の他に、sL指定席券が必要です。
どれを買う?行き先別のえらび方
フリー乗車券は、乗る区間の運賃を足した金額より安くなる場合に、お得になります。出かける前に、行きたい場所までの運賃と見比べてください。
・東武線の沿線(大宮・東武動物公園・川越・寄居など)へ行く人は、大人480円の東武鉄道のフリー乗車券を検討。ただし有効区間は県内の範囲だけです
・西武線(所沢・入間・飯能・秩父方面)へ行く人は、西武鉄道の1,000円。子供用がないので、子供はIC運賃の50円均一で乗れます
・浦和美園や埼玉スタジアム方面は、埼玉高速鉄道の580円
・日程を選びたい人や、丸山車両基地まつり(15日)に行く人は、ニューシャトルの500円
・秩父・長瀞方面へ行く人は、秩父鉄道の1,200円(アプリでの購入が必要)

西武線では、ムーミンバレーパークがある飯能への「はんのう満喫!ムーミンバレーパークおでかけパス」も発売されています。
【関連記事】 「はんのう満喫!ムーミンバレーパークおでかけパス」西武線1日乗り放題・パーク1日パス・飯能1,000円クーポン・バス往復付きで お得に飯能へ https://tetsudo-ch.com/13043325.html
県民の日は約70か所の施設で無料や割引も!
11月14日の県民の日には、県内約70か所の施設で、入場料の無料化や割引、特別公開などの協賛行事が行われます。埼玉県の発表では、次の施設が例に挙げられています。
【協賛行事の例】
・埼玉県こども動物自然公園:入園料無料
・埼玉県立自然の博物館:入館料無料
・むさしの村:入園料+フリーパスが割引
・ムーミンバレーパーク:高校生以下は入園無料。先着でオリジナルタオルをプレゼント
そのほか、JR大宮駅の西口イベントスペースでは、11月12日(木)から15日(日)まで「埼玉県産品×鉄道のまち大宮フェア」が10時から20時まで開催されます(12日は13時販売開始、15日は17時まで)。14日(土)の14時30分と16時からは、県のマスコット「さいたまっち」の誕生日グリーティングに、コバトンとさいたまっちが登場します。
県民の日は、乗り降り自由のフリー乗車券を使って、埼玉県内の鉄道で出かけてみてはいかがでしょうか。
(画像:PIXTA、鉄道チャンネル)
鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)