ホワイト地にビビッドなジェントルピンクを入れた新カラーに2014年から変更してきた新京成の電車たち。ここへきて、ふたたび旧塗色に戻すという動き。

新京成8000形電車――。1978年に登場したこの形式は当初、ベージュ地に茶色の太ラインを一本引いたカラーで活躍。同形式は9次車まで続き、その後に登場する8800形にもカラーが8000形と同様の塗色が施され、同社「標準色」として定着しました。

ジェントルピンク化され、沿線をパッと明るくしてきた新京成の電車たちに、ふたたび旧塗色がリバイバル。なぜ、いままた旧塗色か。

「8512編成を昭和から平成にかけての標準色に塗り替え、利用客に楽しんでいただくことを目的に実施するものです」(同社)

ジェントルピンクが彩る新京成線沿線に、再び旧塗色――――ここでは、旧塗装の8000形が走っていたころの風景を、6枚の写真とともに見てみましょう。


北初富駅を出て右へカーブしくぬぎ山へ向かう8000形(2015/10)


京成千葉駅ですれ違う新京成8000形(2016/06)


東武野田線、北総線と接続する新鎌ヶ谷駅も高架線が出現(2013/08)


連続立体交差事業がすすむ区間を行く8000形(2013/08)


連続立体交差事業による高架化工事がすすむ北初富駅付近(2015/10)


連続立体交差事業による高架化工事がすすむ北初富駅付近(2015/10)