【私鉄に乗ろう 16】由利高原鉄道 鳥海山ろく線 その3 前郷駅〜吉沢駅
下校の小学生が乗ってきました
前郷駅です。国鉄矢島線時代末期に交換設備が廃止されましたが由利高原鉄道転換後に列車本数を増やすために増設され再び列車交換可能な駅になりました。上り列車と交換です。
下りホームの待合室。夜はイルミネーションで飾られるのでしょうか。
前郷駅近くには由利本荘市立由利小学校と同由利中学校があります。この日は下校の小学生が10人ほど乗ってきました。上りホーム側には2003年(平成15年)に改築された駅舎がありますが、そちらは明日の帰路、朝の写真で紹介します。印象的だったのは運転士さんが一人一人の名前を呼んで子ども達の挨拶に応えていたことです。
久保田駅。この駅も由利高原鉄道転換後の1985年(昭和60年)に開業しました。
周囲は集落が点在しています。小学生が二人降りました。雪道を歩いて帰るのでしょうか。
西滝沢駅。1937年(昭和12年)旧国鉄矢島線の駅として開業しました。
ここで小学生はほとんどが下車しました。保護者が車で迎えに来ている子供も居ます。通学もタイヘンです。背後に見える駅舎は2003年(平成15年)に改築されたものです。
鳥海山ろく線はゆっくり下ってゆきます。
子吉川を渡るのも3度目です。鳥海山ろく線は再び子吉川の西側を走って終点の矢島駅に至ります。
小さな駅が見えてきました。
吉沢駅です。1989年(平成元年)に開業した新しい駅。駅の南西200m程に吉沢の集落があります。
ホーム、前面展望なので右端のミラーに車両が映っています。
いよいよ終点の矢島に近づいてきましたが【私鉄に乗ろう 16】由利高原鉄道 鳥海山ろく線 その4 川辺駅〜矢島駅 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)