東京メトロ日比谷線の新型車両13000系と共通仕様 フリースペースや優先席の位置なども統一

異なる鉄道会社間の伝統や設計思想の違いといった制約条件のなか、内外装において東武鉄道独自のデザインが達成されていることや、ユニバーサルデザインを取り入れていることが評価されました。東武鉄道では、今年度中に10編成70両、2019年度までに計22編成154両の導入を予定 しています。

評価委員のコメント

日比谷線乗り入れ車両のため、異なる鉄道会社間の伝統や設計思想の違いといった制約条件 のなか、東武鉄道独自のデザインが達成されている。外装は沿線住民の活力を表現したカラー とグラフィックスが飽きのこない印象を与えている。内装は軽くもたれることが可能なヒップ レストやガラス妻引戸の採用により快適空間に設えられ、車椅子やベビーカーに配慮したフリ ースペースの各車両への設置と海外からの乗員増加に対応した多言語化標記など、ユニバーサ ルデザインの工夫を評価した。

従来の18m車両8両編成から、20m車両7両編成に

今年はグッドデザイン賞車両が他社でも登場しています。鉄道車両もデザイン・コンシャスになって、鉄道ファンとしては楽しみですね。