鋭いエッジと傾斜を持つ前面形状、ハイデッカーに大型窓、国鉄キハ183系ゆずりの走り―――第三セクター・北近畿タンゴ鉄道が保有する特急用気動車KTR001形の第2編成(KTR011・KTR012・KTR013)に動き。

同編成は、同形式第1編成(KTR001・KTR002・KTR003)と並んで、京都丹後鉄道 西舞鶴運転所(京都府舞鶴市伊佐津)の留置線に置かれ、営業運転につくことなく、色あせや錆も目立っていた。

Googleマップで同運転所がある「京都府舞鶴市伊佐津」エリアを検索しても、航空写真でその2本が並んで留置されている姿が確認できる。

第2編成のKTR001・KTR002・KTR003は、ここへきて動きができてた。8月には試運転を行い、9月下旬に西舞鶴から荒河かしの木台へ回送され、京都丹後鉄道 福知山運転所に入った。

かつて特急「タンゴエクスプローラー」などを担った富士重工業製の流線型気動車は、検査か、整理か――。再び営業運転につく可能性はあるか。