神戸市から三木市に入ります

金物の町、三木市です。

沿線には、これまで山地と宅地が交互に広がっていましたが、この辺りから少しずつ宅地が増えていきます。

緑が丘駅。1950年(昭和25年)開業、戦後に作られた駅です。この駅から大村駅までが三木市内になります。

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単式ホーム1面1線です。三木市のニュータウンがこの駅から恵比須駅にかけて沿線に広がります。1999年(平成11年)の平均乗降客数は6、235人/日でしたが、半減している様です。駅前で発着する三宮行のバスが業績を伸ばしています。

何とも良い感じの木製ベンチと駅名標。愛おしくなっちゃいます。

広野ゴルフ場前駅。島式ホーム1面2線。

駅の西側には広大な廣野ゴルフ倶楽部が広がっています。1936年(昭和11年)に開業した時点の駅名ですから当時からゴルフ場があったのですね。

祝日でしたが下車する人がパラパラと。

志染(しじみ)駅に近づきます。側線に3両編成の1500系?が駐まっています。

その後に2000系・5000系?の4両編成。

シザーズ・クロッシングがあって駅、2編成の車両が上りホームに駐まっている様です。

志染駅は下りが単式ホーム1面1線、上り側が島式ホーム1面2線の2面3線。準急新開地行が上りホームに2編成、1100系(1119ー1210ー1120)の3両編成と3000系では最後(1991年)に竣工した4両編成です。

下り単式ホームの駅名標。

復路で撮った上り島式ホームの駅名標。この時も準急新開地行が停車えいていました。

志染駅を出るとまたまたカーブと勾配。

気になったのが踏切ではない場所に、この矢印の「列車接近・進行方向表示装置」が頻繁にあることです。

パッと視界が開けて、街場の雰囲気です。三木市の中心部に近づいてきたのでしょうか。

と、ここまでにします。次回【私鉄に乗ろう 24】神戸電鉄 三田線 公園都市線 有馬線 粟生線 その8 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)