粟生駅に着くかな

山陽自動車道路をくぐって

さらに、県道23号線のバイパスをくぐって

樫山駅です。大村駅から樫山駅までは2.4km。相対式ホーム2面2線。ホームには人影がありません。

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1人お年寄りが降りた様です。駅から東に少し離れた辺りに住宅が密集しています。

復路で撮った上りホームの駅名標。この作り付けのベンチがお揃いなんですね。

市場駅。右に単式ホームがあります。正面には保線基地と車両搬入所。元は貨物線があった場所です。

ホームに乗降客はいません。

駅名標。市場という駅名ですが、駅周辺に商店はありません。昔は市がたったのでしょうか。JR加古川線にも市場駅がありますが加古川を挟んでかなり離れています。

そもそも「市場(いちば)」は、筆者の印象ですが、関西で親戚のおばちゃんが買い物に行くトコロでした。住宅街の一隅に魚屋、肉屋、八百屋、乾物屋といった食品系の商店が数軒集まって共同の屋根があった様な感じです。何故か関東では商店街でしたが、たまたま住んだエリアの特性かもしれません。

スーパーマーケットが主婦の日常の買い物を席巻する昭和40年代半ばまでは、関西に行く度に耳にしていた様な気がします。祖母が「スーパーができた」と買い物の行き先を「いちば」から換えたのもこの頃でした。

粟生寄りにプレハブの市場駅舎がありました。自動改札が見えています。

この辺りには大小の溜池があって万勝寺川などの河川もあります。

カーブの先でイキナリ小野駅です。島式ホーム1面2線で橋上に駅舎があります。右に見えているのは駅ビル。学習塾が並んでいました。

復路で撮った駅名標。小野市の中心部にあって、周囲は市街地です。

葉多駅。単式ホームの1面1線。

乗降客は無しでした。

復路で撮った駅名標。木造のホーム上屋、ベンチ。

加古川を渡ります。この鉄橋、以前秩父鉄道秩父本線で渡った鉄橋に同じ形式のものがありました。その時秩父本線の電車は減速してゆっくり渡りました。神戸電鉄の電車はふつーに、減速などせずに渡ってしまいました。

前々日の台風の影響が残っているのか水量の多い加古川。

さて、次は終点粟生駅ですが、何故か(その9で終わりたくない!)次回【私鉄に乗ろう 24】神戸電鉄 三田線 公園都市線 有馬線 粟生線 その10に続きます。

(写真・記事/住田至朗)