「わたしもきょうから荷物を減らして電車乗る」とは、鉄道チャンネル制作班女子のひとこと―――。

通勤総合研究所などは、女性600人を対象に「通勤時の荷物と恋愛の関係」を調査。

通勤時の荷物の実態、荷物の多さと恋愛の関係、荷物の多さ・財布の厚さがおよぼす人の心理・行動の変化、“脱汚荷物女子”ポイントはスマホ化といった結果を公表した。

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電車通勤する女性たちの実態はこうだ。

通勤時の荷物の実態

◆ 通勤時の財布の厚さは平均35.1mm。所持している現金は、1万5610.8円、カードは20.1枚、レシートは2.9枚。

◆ 通勤時の荷物の重さの平均は、2.2kg。バッグの中身のアイテム数は平均11.1個。

◆ 自分の財布を厚いと感じる人は70.8%、自分の荷物を重いと感じる人は84.2%。

荷物の多さと恋愛の関係

◆ 17人に1人が、電車の中で恋がはじまった経験がある。

◆ 電車の中から恋がはじまったことがある人は、そうでない人より荷物が約611g軽い。

◆ 通勤中に、異性として気になる男性を見かけたことがある人は、そうでない人より荷物が約298g軽い。

◆ 彼氏がいる人または既婚者は、そうでない人より荷物が約1,267g軽い。

荷物の多さ・財布の厚さがおよぼす人の心理・行動の変化

◆ 通勤時の荷物が重いと感じる人と感じない人を比較すると、荷物の重さに平均約1,233gの差、持ち歩くアイテム数は平均約3.2個の差があることが判明。

◆ 年間でストレスを感じる回数は、荷物が重いと感じる人は平均約370.2回、重いと感じない人は平均約250.3回。

◆ 荷物が重いと感じる人のうち、58.4%が自分の荷物が大きくて周囲に嫌な顔をされた経験がある。また、荷物の重さのせいでアフター5を楽しめかった経験がある人は54.2%、身体の不調を感じる人の割合は91.5%にのぼる。

“脱汚荷物女子”ポイントはスマホ化

◆ 荷物を減らすために工夫していること、「ゴミを捨てる」、「バッグの整理」に続いて、「定期券や手帳、本や音楽などをスマホ化する」がランクイン。通勤スタイルにもスマホ化の流れ。

◆ スマホ定期利用者とIC定期利用者の財布の厚さを比較するとスマホ定期:29.7mm、IC定期:40.3mmで、スマホ定期利用者の方が1cm以上薄いという結果に。

―――調査対象者は、20~50代の女性600名。一都三県に在住し、日常的に電車通勤をする有職者。

調査方法は、インターネットアンケートで2017年11月2~7日に行った。