東京メトロなど、ベトナム国ホーチミン市の都市鉄道運営などを支援__JICAから受注し本格稼働
(撮影:鉄道チャンネル 柏原美紀/長谷川芽生)
東京メトロ、オリエンタルコンサルタンツグローバル、アルメックVPI、日本コンサルタンツ、社会システムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)から「ベトナム国ホーチミン市都市鉄道規制機関及び運営会社能力強化プロジェクト」(2017年10月4日公示)を共同で受注。12月8日から本格稼働に入った。
ハノイに次ぐベトナム第2の都市、ホーチミン。同市の都市圏人口は、2015年に1448万人に達し、市内道路交通量が著しく増加。慢性的な渋滞が、経済社会活動を阻害する要因に。
こうした課題を解決すべく、ホーチミン市は、新たな都市交通システム整備を計画。
都市鉄道1号線整備事業の建設は、日本が支援するかたちですすみ、2020年の開業を目指す。
また、同路線を運営するホーチミン市都市鉄道運営会社も設立される予定。
東京メトロなど5社は、このホーチミン市都市鉄道運営会社の安定的で質の高い都市鉄道運営に向け、同市都市鉄道管理局に対し支援を実施。
同鉄道運営会社各部門の規定・マニュアルの作成、社内研修支援、研修修了者向け日本国内研修などを行っていく。
写真は鉄道チャンネル取材班が、11月に現地に訪れたさいに撮影。
鉄道チャンネルニュースでは、現地に滞在しベトナムの「いま」を取材した内容を連載する。
(撮影:鉄道チャンネル 柏原美紀/長谷川芽生)
(撮影:鉄道チャンネル 柏原美紀/長谷川芽生)