積水ハウスとマリオットが「道の駅」ちかくに描く“居心地” 日本初上陸ホテル「Fairfield by Marriott」のブランド力

2018.12.04

京都、和歌山、三重、岐阜、栃木……国内有数の観光地を抱える5府県に、2020年秋「道の駅に隣接するホテル」が誕生する。

これまでの駅前や観光地に近接したホテルとは一線を画したコンセプトをもつプロジェクト「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」が動き出した。

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5府県の「道の駅」15か所にやってくるホテルは、北米生まれの老舗ホテル「Fairfield by Marriott」。

手がけるのは、積水ハウスとマリオット・インターナショナル。国内の各自治体と連携し、「道の駅」をハブにし「地域の魅力を渡り歩く旅」を提案する地方創生事業のひとつ。

コンセプトは「未知なるニッポンをクエストしよう」。

クエストは「探検」「探索」「冒険」とか。駅前でも観光地でもなく、まだみたことのない「道の駅」からはじまる旅の拠点ベースになるというイメージが込められている。

その土地に秘めた“日常”を発見する旅へ

積水ハウスとマリオット・インターナショナルは、この「道の駅すぐのホテル」にこんな想いを込めている。

「食、お店、人、風景、お祭り……通り過ぎていた場所を宿泊地に変えると、そこに新しい出会いが生まれる」

「あの場所からあの場所へ、どの道を選ぶのも自由。クルマで、バイクで、自転車で、気ままに自由に、ニッポンを渡り歩く旅がいよいよ始まる」

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11月の記者会見で積水ハウスとの幹部は、「道の駅」にやってくるホテル「Fairfield by Marriott」の利用イメージについて、こんな例を教えてくれた。

「たとえばカーシェア利用者にも愛用してもらえると思う。たとえば、新幹線や特急列車で最寄り駅まできて、その駅からカーシェアを使って、山奥のひっそりとした道の駅へと気ままにドライブする」

「これまで道の駅では、車中泊や短時間滞在がほとんどだったけど、これからは、アメリカ発の老舗ホテルブランド『Fairfield by Marriott』でゆっくり過ごす新しい時間が生まれる」

日本初上陸「Fairfield by Marriott」のストーリー

今回、日本に初上陸するアメリカ生まれの「Fairfield by Marriott」(フェアフィールド・バイ・マリオット)は、「旅行中も生産的でいられることを望んでいる旅行者のために設計されている」という。

「ターゲットは『実用的かつ高い価格意識』を求める人。心地よくシンプルであることを求める人」

11月の記者会見でマリオット・インターナショナル 日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデントのヴィクター大隅氏は、「シンプルであることの美しさ」を強調。

素泊まり型ホテルに求められている“居心地のよさ”を、その土地・風土にあったアレンジで柔軟に取り入れていくとも教えてくれた。

また積水ハウス 仲井嘉浩 代表取締役社長は、記者会見でこう伝えた。

「宿泊特化型、つまり素泊まりに特化したホテル『Fairfield by Marriott』をマリオット・インターナショナルといっしょにつくっていけることに感謝している」

「そして、利用者は地元の道の駅や観光地で消費してもらう。地域と共存共栄しながら、国内観光をサポートしていきたい」

最後にマリオット・インターナショナル アジア太平洋 社長・マネージングディレクターのクレイグ・スミス氏は、こうアピールした。

「近年、日本のインバウンド市場は急速な成長をとげている。ことしだけでも、8月時点ですでに2000万人を超えるインバウンド旅行者をむかえ入れ、2020年までに年間4000万人を達成するという日本政府の目標に確実に近づいている」

「しかし、人気の都市部から外れた地方のデスティネーションを開拓したいという需要が増えているのにもかかわらず、そういった地域には未だ限られた宿泊施設しかない」

「わたしたちのよきパートナーである積水ハウスとともに、フェアフィールド・バイ・マリオットが提供するシンプルさと信頼感で、日本全国の新たなデスティネーションでおもてなしを提供し、こうしたトレンドを取り込めるのではないかと見込んでいる」

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TAGS テクノロジー 不動産 ホテル


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