東京メトロで行ける絶景スポット巡り

「史上最安の絶景ツアー」は、東京の様々な魅力を体験できる9つのテーマを用意した「TOKYO METRO 90 Days FES!スタンプラリー」のスペシャル企画です。今回のテーマは「絶景」。東京メトロに乗って最も安い場合は170円で行くことができる、世界の絶景にも劣らない東京の“絶景スポット”9か所を紹介しています。近年、海外旅行先や全国各地を訪れてSNS等でフォトジェニックな写真を投稿することが流行していますが、実は東京にも、世界や日本各地で見られる絶景スポットに勝るとも劣らない魅力的な絶景スポットが存在しています。そうした「東京」という街に眠る魅力を再発見し驚きのビジュアルと共に東京の知られざる新たな魅力を発信しています。
特設サイトが2017年12月19日(火)から2018年1月24日(火)まで公開されています。

※MacOS 10.12.6+Safari 11.0.2では観ることができませんでした

東京の絶景 9スポット

○荒川河川敷 丸ノ内線 東京駅から200円
日本最大の川幅を誇る荒川が作り出す広い空。 ここは、北千住駅から徒歩15分の千住新橋。ここが真っ赤に染まる瞬間が、天気の良い日の夕方。水面にキラキラと夕陽が映し出され、空も水面も空間全体が真っ赤に染まるなんとも幻想的な時間を過ごすことができます。 河川敷で走る人々、野球やサッカーを楽しむ子どもたち、風にそよそよとなびくススキや雑草たち。ごく当たり前だけどなぜかあたたかい、そんな光景とともに、都会の喧騒から離れた夕方マジックアワーはいかがでしょうか。

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所在地:東京都足立区千住5
アクセス:日比谷線・千代田線北千住駅より徒歩15分

○カトリック麹町聖イグナチオ教会 日比谷線 六本木駅から170円
螺旋階段の壁にそってはめられた7枚のステンドグラス。最後の晩餐や磔刑の場面など、イエスの一生を描かれた光の世界。まるで海外にワープしたかのようなこの景色は聖イグナチオ教会にあります。時間帯によって変わる光の差し込み方や色の柔らかさ、その圧倒的な美しさは息をのむほど。どんな天候の日でも綺麗ですが、できることならぜひ晴れた日に。 聖イグナチオ教会には、この7枚の他にも主聖堂など様々なところにステンドグラスが。実は1枚1枚すべてにストーリーがある光の世界、その美しさは東京随一です。

所在地:東京都千代田区麹町6-5-1
アクセス:丸ノ内線・南北線四ツ谷駅より徒歩1分

○旧岩崎邸庭園 銀座線・半蔵門線・副都心線 渋谷駅から200円
坂道を上った先に突如として現れる洋館。鹿鳴館などを手がけたジョサイア・コンドルの設計により、1896年岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として建てられたもの。館内には、17世紀の英国ジャコビアン様式の見事な装飾、英国・ルネサンス様式やイスラム風のモティーフなどが採り入れられたモダンさが随所に見られ、横に併置された和館との巧みなバランスは世界の住宅史においても希有の建築と評されている。往時は、岩崎家の集まりやプライベートな迎賓館として使用されていたそう。100年以上たってもなお変わらない優雅さがそこにあります。

所在地:東京都台東区池之端1
アクセス:千代田線湯島駅より徒歩3分

○新宿御苑 丸ノ内線 東京駅から200円
広さ58.3ha、周囲3.5kmの広大な敷地をもつ新宿御苑。もとは、江戸時代信州藩主内藤家の屋敷の一部。明治に入り、農事試験場、皇室の庭園を経て、戦後一般開放される国民公園となり今の姿にいたります。御苑の特徴は、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園をたくみに組み合わせた庭園と御苑内に広がる約1万本の樹々たち。その庭園は日本における近代西洋庭園の名園と呼ばれ、木々たちがそれを力強く彩ります。整備された庭園、鬱蒼と茂る森、並木道。ここが都会の真ん中であることを思わず忘れてしまうほどの広大さにきっと驚くはずです。

所在地:東京都新宿区内藤町11
アクセス:丸ノ内線新宿御苑前駅より徒歩5分

○東京カテドラル聖マリア大聖堂 丸ノ内線 東京駅から170円
高さ39.4mの天井に、コンクリートの壁で囲まれた一切柱のない荘厳な空間。その空間が作り出す、まるで息をすることさえ忍びなく感じてしまうような静けさ。世界でもユニークな教会建築として知られるこれは、「世界のタンゲ」こと丹下健三さん設計のもの。天井は大十字架をかたちづくり、外装のステンレス張りの輝きは、社会、人々の心の暗闇を照らすキリストの光をイメージ。50年以上経った今でも、色あせることなく人々を救う場として存在しています。

所在地:東京都文京区関口3-16-15
アクセス:有楽町線江戸川橋駅より徒歩15分

○名主の滝公園 日比谷線 六本木駅から240円
一見アマゾンにも見えるこれは、名主の滝公園にある男滝。高さ8mを有する都内有数の滝なのだそう。この滝、もとは江戸時代に王子村の名主「畑野孫八」が自邸に開き、後に一般で利用できる避暑施設となったのがその始まり。当時は、武蔵野台地の突端である王子近辺には滝が多く、かつて「王子七滝」と呼ばれる7つの滝が存在していたそう。しかしながら、現存しているのは「名主の滝」のみで今や貴重な存在なのだとか。思い立ってすぐいける滝は、東京でここだけです。

所在地:東京都北区岸町1-15-25
アクセス:南北線王子駅より徒歩10分

○根津神社 銀座線・半蔵門線・副都心線 渋谷駅から200円
東京十社のひとつである根津神社。歴史は古く1900年前に日本神話の英雄・ヤマトタケルが創建したと言われる古社。 そんな根津神社で目に付くのは、境内乙女イナリ道のはるか向こうまで幾重にも重なり立つこの赤い鳥居たち。この千本鳥居は願掛けや願いが叶ったお礼として奉納されたもので、この鳥居の数々は人々の願いの数々で、このご利益がありそうな赤いトンネルをくぐり抜けると邪気が祓われると言われています。ご利益は「災厄除け」、「縁結び」、「商売繁盛」、「合格祈願」。東京を見守り続ける神社、ここにありです。

所在地:東京都文京区根津1-28-9
アクセス:千代田線根津駅より徒歩5分

○木材会館(東京木材問屋協同組合) 丸ノ内線 新宿駅から240円
たくさんの角材が規則正しく組み合わされた迫力ある建物。ここはなんと東京木材問屋組合のオフィスビル。東京木材問屋組合創立100周年記念事業の最大の目玉として計画された建築物なのです。このプロジェクトでは、木材需要の低迷する現在、都市部の建築において、いかに木材を使って安らぎを感じる魅力的な空間を作るか、地球環境に貢献できる建物が出来るかを探求したそう。オフィスビル全体では9種の木材が使われており、外観だけでなく一部内観も見学可能。人々の想いがこもったこのビル、次世代のランドマーク的存在になること間違いなしです。

※ご見学の際は事前予約が必要です。

所在地:東京都江東区新木場1-18-8
アクセス:有楽町線新木場駅より徒歩4分

○六義園 日比谷線 六本木駅から240円
小石川後楽園と並び江戸の二大庭園と呼ばれたのがここ六義園。庭園中央に中の島を有する大泉水がある「回遊式築山泉水庭園」で、紀州(和歌の浦)とその周辺の景勝や和歌の歌枕として詠まれた名勝の景観などが八十八境として映し出されており、現在は国の特別名勝に指定されています。この美しい庭園を彩るのは、花や木々たち。春には桜やツツジ、夏にはアジサイ、秋には紅葉というように、東京を代表する見所です。かつて花園の街と呼ばれたこの土地で、昔から変わらない四季を今も伝え続けている場所なのです。

所在地:東京都文京区本駒込6-16-3
アクセス:南北線駒込駅より徒歩7分

※各駅からの料金はきっぷ(大人)の料金になります。