素晴らしい晴天の下、秩父鉄道「わくわく鉄道フェスタ2016」が広瀨川原車両基地で開催されました。

「SLパレオエクスプレス」や電気機関車がふだんは入ることのできない広大な車両基地に列べられています。それを目当てに大勢の愛好家が集まりました。

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広瀨川原車両基地には通常の旅客用駅は存在しないため熊谷から運行された臨時列車には飛行機のタラップの様な「駅」が付けられてました。

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10時に始まるイベントに合わせて到着した臨時列車から降りる時に撮影した写真です。ゆるキャラがお出迎えしてくれました。既にカメラをかまえた愛好家で大賑わい。

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正式な入口ゲート、10時30分頃には「オリジナルグッズ」と「乗車券」の行列がここまで来ています。それぞれが推定150m以上の長さです。場内放送が「気温上昇による熱中症を予防するため水分補給をしてましょう」と何度も繰り返しています。この段階で30℃近くになっていたと感じました。ファンの熱気と晴天の陽光とで凄い暑さでした。

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電気機関車502号が旧秩父カラーに塗り替えられて初お目見えです。1973年にデキ300形の増備機として導入された時は現在の標準色(青に白線)でした。201号はさらに古く1964年の東京オリンピックの建設ラッシュ=セメント需要増加に対応するために1000トン級重量鉱石貨物列車牽引用として作られた車両です。秩父鉄道の重量鉱石運搬の主力として長く活躍しました。現在の塗色は「パレオエクスプレス」用補助機関車として塗り替えられたものです。

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線路保守用のマルチプルタイタンパー(通称マルタイ)も展示されていました。通常は夜間作業に使われる車両なのでこんな太陽の下で見る事はなかなかありませんね。

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お天気に恵まれ、秩父鉄道「わくわく鉄道フェスタ2016」は大盛況。15時までイベントは続きました。写真はステージイベントを進行する「鉄道ものまね芸人・立川真司さん」、スーツにネクタイは厚い!と言ってましたよ。

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