北陸新幹線の福井開業から、2026年3月でいよいよ2周年。首都圏からのアクセスが劇的に向上し、お花見スポットとしての注目度も急上昇中の福井県福井市にて、2026年3月21日から4月5日まで「第41回ふくい桜まつり」が開催されます。メインの足羽川(あすわがわ)では全長2.2kmの桜のトンネルが広がり、夜は250基のランタンが彩る幻想的な光景も。この記事では、見頃に合わせた鉄道旅のポイントや、地元グルメ、歴史を感じる一乗谷朝倉氏遺跡の桜まで、福井の春の魅力をレポートします。

日本最大級、全長2.2kmの桜トンネルが圧倒的

足羽川桜並木

「第41回ふくい桜まつり」の最大のハイライトは、なんといっても「日本さくら名所100選」に選ばれた足羽川の桜並木です。約600本のソメイヨシノが全長2.2kmにわたって連なり、満開時には頭上を完全に覆い尽くすピンク色の天井が出現します。

他県の桜の名所と比較しても、その圧倒的な「長さ」と「密度」は群を抜いています。歩いても歩いても続く桜の回廊は、まるでピンク色の雲海の中を散歩しているような感覚です。どこを切り取っても「映える」景色が魅力です。

新幹線延伸2年、福井が「週末お花見の聖地」に

鉄道チャンネル編集部が注目するのは、北陸新幹線延伸によって実現した「アクセスの良さ」と「街歩きの進化」です。東京から約2時間50分、大阪からも特急と新幹線を乗り継いで約1時間50分と、福井はもはや「遠い北陸」ではなく、気軽な「週末お花見スポット」となりました。

特に注目したいのが、福井駅から足羽川桜並木まで徒歩約15分という近さです。新幹線を降りてすぐにこれほど大規模な桜並木にアクセスできる都市は珍しく、さらにハピラインふくい等とのネットワークにより、周辺の観光地へもスムーズに移動できるようになりました。福井駅前は再開発によって滞在性も高まっており、単なるお花見に留まらない「街全体を楽しむ旅」が完成されています。

幻想的な夜:まちなかライトアップとランタンナイト

夜の福井は、昼間とは一変して幻想的な世界へと姿を変えます。足羽川の桜並木だけでなく、足羽神社福井城址、そして福井駅前までもがライトアップされ、街全体が春の訪れを祝います。

4月4日(土)には約250基の桜色ランタンが夜空に舞う「ランタンナイト」も開催され、ぼんぼりの温かな灯りに照らされた夜桜が川面に映り込む光景は、日本の原風景を思わせる美しさです。静寂な夜の散歩は、日常の喧騒を離れてゆっくりと桜を愛でたい大人の旅行者にこそ、ぜひ体験していただきたい時間です。

花より団子?「福井の三大グルメ」を堪能

お花見の楽しみを完成させるのは、福井が誇る豊かな食文化です。今回のまつりでは、美しい桜とともに、地元のソウルフードを堪能することができます。

越前おろしそば:大根おろしの辛みが効いたさわやかな味わいは、桜並木を歩き疲れた体に染み渡ります。
ソースカツ丼:薄めのカツを特製ソースにくぐらせた、福井県民に愛され続ける逸品です。
焼き鯖寿司:香ばしく焼いた鯖と生姜の相性が抜群です。冷めても旨味が増すため、テイクアウトしてお花見弁当にするのもおすすめです。

歴史と桜の共演:一乗谷朝倉氏遺跡の糸桜

少し足を伸ばせば、戦国時代の歴史ロマンと桜の共演を楽しむこともできます。戦国大名・朝倉氏が築いた「一乗谷朝倉氏遺跡」では、見事な糸桜が見頃を迎えます。

足羽川の圧倒的な桜並木とは対照的に、歴史の息吹を感じさせる静かな空間で愛でる桜は、また格別の趣があります。「圧倒的な桜の風景」と「戦国の歴史ロマン」、この異なるふたつの春の情景を一日で満喫できるのは、福井ならではの贅沢な旅の形といえるでしょう。

「第41回ふくい桜まつり」開催概要・アクセス

【開催期間】
2026年3月21日(土)~4月5日(日)

【ライトアップ時間】
期間中 18:00~22:00(足羽川桜並木)

【メイン会場】
足羽川桜並木、足羽山公園、福井城址、一乗谷朝倉氏遺跡ほか

【交通アクセス】
北陸新幹線・ハピラインふくい「福井駅」から徒歩約15分。
(東京から約2時間50分、大阪から約1時間50分、名古屋から約1時間40分)
※期間中は主要スポットを巡る周遊バスも運行予定です。

【特別番組情報】
BSテレ東『いいね!じゃぱん』にて特集予定
放送日時:2026年2月14日(土)午後4時30分~(予定)

北陸新幹線で行く福井の旅。2.2kmの桜トンネルから、夜空を彩るランタン、そして五感を満たす福井グルメまで。2026年の春は、新幹線でダイレクトにつながった福井で「日本一の春」を体感してみませんか。

(TOP画像:Pixta、その他画像:テレビ東京ダイレクト)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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