西武鉄道は、太陽光発電事業「西武武山ソーラーパワーステーション」を1月中旬に着工する。規模は同社で最大クラス。西武グループの太陽光発電事業としては9か所目。

着工現場は神奈川県横須賀市衣笠町付近。面積は約13.6ヘクタール(13万6000平方メートル)。設置パネル数は3万1080枚、発電容量は約8392kW。

このソーラーパワーステーションの設置で、年間CO2を約3010t削減。杉の木約21万5千本の植林効果に相当するという。

西武グループは、「新たなビジネスモデルの育成」「保有資産の有効活用」という観点、昨今の国内エネルギー情勢の変化などをふまえ、2013年4月から所有地などの活用一環で、太陽光発電事業に参入。

すでに西武鉄道が事業主として2か所、プリンスホテルが5か所、近江鉄道が1か所の合計8か所でメガソーラー事業を展開中。

今回の西武武山ソーラーパワーステーションが完成すると、2019年2月に発電開始し、年間予定発電電力量は約956万kWh(一般家庭約2660世帯分)、年間発電売上額約3億8240万円を見込む。