電車内で10分瞑想、手のひらデバイスを試す

2018.03.22

新入社、新入学、異動、転勤……環境の変わり目の3月というと、不安や緊張、さらにいらいらを引き起こす人も。

出かける前の朝10分や、電車のなか、通勤・通学途中で、聞くだけでリラックスできるデバイスはないか―――。

そんな想いから2月にリリースされたアイテムが、すでに月産100台ペースで出ているという。

京都市下京区に本社をおくセルパワーの小型音響機器「Simple瞑想」(シンプル瞑想)だ。

このシンプル瞑想を手がける同社の佐々木耕司社長が、メディア向け体験会に登壇。

集中力アップやリラックスをつくりだす身体の仕組みや、そこから具現化したデバイスの特長などを伝えた。

まずは、「10分聴くだけで、1時間瞑想したときと同じ状態に近づける」という動画でその仕組をチェックしてみて。

PC作業中や事務作業中にヘッドホンで

瞑想とは、目を軽く閉じ、呼吸を整え、心を静めて無心になる状態をいう。心を集中させたり、深く静かに思いをめぐらしたり、目的はいろいろ。

この瞑想で、心を静める、リラックスする、思考をリセットする、創造力を高める、集中力を高める、効率を上げるといった効果があるといわれている。

手のひらにのるサイズのシンプル瞑想は、ビジネスや受験、スポーツといったシーンで集中力アップやリラックス、不安解消などが期待できる国内生産デバイス。

シンプル瞑想は、起床後10分やプレゼン前の10分、受験前の朝10分をはじめ、PC作業中、電車移動中、事務作業中、試験中の休み時間などに、デバイスにプログラムされた音源をヘッドホンで聴くだけで、集中力アップやリラックス、不安解消などの効果を体感できるというもの。

違う周波数を出す音源を左右から聴く

シンプル瞑想にプログラムされた音源は、人間が精神的に最も安定する音とされている周波数(151Hz)と、それよりも2~10Hz低い周波数の音が出てくる。

この周波数が違う音を、左右の耳から聴くことで、頭の中で「うなり音」として感じ、このうなり音と同じ周波数差の脳波(アルファ波~シータ波)が脳内で優勢化。

右脳と左脳のバランスの同調作用で、集中力が高まる効果が期待できるという。

この原理は、もと大阪大学工学部工作センター長の故 政木和三先生(1916~2002年)の研究成果を活かしたもの。

セルパワーが、社内や関係者の長年の経験や成果を活かし「シンプル瞑想」として具現化。「メイドインジャパンで初年度1000台が目標。リリースから1か月で100台が出て好調」と佐々木社長はいう。

密閉型ヘッドホンで試すと……

実際にノイズキャンセル機能や密閉型ヘッドホンで試すと、メロディとも音楽ともいえない、左右で違う微妙な周波数音が聞こえてくる。

個人差がある前提で、歩きながらでも、電車内でも、「無」になる感覚が得られた。

京都大学工学部を卒業し、セルパワーを立ち上げた佐々木社長は、「大阪の学習塾の協力で、高校生に英検1級レベルの英単語記憶力テストを試したところ、シンプル瞑想使用前後で、平均179%の記憶力向上が確認された」と伝えていた。

今後は、ビジネスや学校、スポーツのほか、鉄道やバス・タクシーといった運輸業などでの採用も見込むシンプル瞑想。佐々木社長は「こうしたデバイスの、さらなるコンパクト化、バッテリーの強化などを図っていく」という。

シンプル瞑想公式サイト
https://www.cellpower.jp/meditation/

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