東急にも座席転換車による有料座席指定サービス―――。

東急電鉄は、新型車両6020系7両編成のうち1両をロング・クロスシート転換車にし、2018年冬から有料座席指定サービスを展開する。

東急としては、有料座席指定サービスは初めてのこと。

同サービスは、平日夜に、品川エリアなどから大井町駅を経由し、田園都市線方面に帰宅するシーンなどで、着席ニーズに対応するもの。

座席転換車は、大井町線新型車両6020系7両編成の1両を、ロングシートとクロスシートの双方に転換できる車両に置き換る。座席数は40席ほど。

同車両を組み入れた有料座席指定サービスの運行本数は、平日の19時30分から23時台の間に5本程度。

走行ルートは、大井町駅発、田園都市線直通の急行長津田駅行きを想定。営業運転開始日、有料座席指定サービス区間、運行時間、料金、販売方法などは現時点では未定。

3月27日から5月6日まで、同社ホームページで、この有料座席指定サービスの愛称を募集している。