クレジットカードに、Suicaなどの交通系IC・電子マネー機能を組み入れた、いわゆる「一体型カード」を持っている人で、Suicaなどの交通系IC機能が壊れたという人も少なくない。

このトピックスを伝えている側もそのひとり。保有するカードの裏面には「◎◎◎◎◎銀行カードとSuicaの一体型カードです」と記されている。今回のエラーケースはこんな感じ。

 Suica機能が壊れ、駅でタッチしても反応しない。
 クレジットカード機能や銀行カード機能は使える。

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こんな状況で、たまたまカード更新時期が迫ってきた。カード更新案内には「Suicaに残るチャージぶんを払い戻して」という内容が明記されている。そこで……。

 発行元の銀行窓口に行く。「Suicaのことなので、Suicaの窓口へ」。
 JR東日本のみどりの窓口へ行く。「反応しないから、駅のATM 「VIEW ALTTE」で返金をトライしてみて。ダメだったらそのATMの電話で相談して」
 VIEW ALTTEへ行く。返金手続きをする手前で、カードは反応しない。据え付けの電話に話す。「カードの発行元に聞いて」。

このやりとりで、ぐるっと一周して銀行窓口へ……その前に、発行元の銀行に電話してみると……。長々、中身のない話題にここまで付き合ってくれたうえで、結果。

 「発行元の銀行の窓口へ行き、まず普通にカードを更新する。そのとき、古いカードを破棄しないで」
 「有効期限が過ぎたときに、その古いカードを発行元の銀行窓口へ持ってきて」
 「そのとき、身体認証などを登録していても、免許証やマイナンバーカード、印鑑を持参して」

……という結果だった。そこで復唱。

死んでしまったSuica機能のカードを更新する場合、古いカードを破棄せず、有効期限が過ぎたあとに、エラー前のSuicaチャージぶんを銀行窓口で返金手続き。