【私鉄に乗ろう 74】とさでん交通軌道線 その12

国分川を渡る葛島橋。右が国道32号、左がこの後も並走する国道195号土佐中街道です。

葛島橋にむかって登ってゆきます。

長さ約150mの葛島橋を渡ります。

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橋を渡りきるとすぐに葛島橋東詰停留場。知寄町三丁目から300m。1910年(明治43年)葛島橋西詰停留場(現・知寄町三丁目停留場)から鹿児停留場まで開通した際に開業。2002年(平成14年)高知県高潮対策で1910年来の橋梁が新たに堤防上に架け替えられ停留場も移設されました。

河岸の土手から降りて行く途中に渡り線がありましたが、現役なのかな。

後免線は専用軌道ですが、右側にも道路があるので併用軌道っぽい感じもあります。

400mで西高須停留場。1964年(昭和39年)に「新設」された停留場。

200mで県立美術館通停留場。1993年(平成5年)高知県立美術館開館にともなって新設されました。美術館は北に向かって舟入川を渡ったところにあり、300m以上離れています。

国道195号と、ほぼ終点近くまで並走します。

200mで高須停留場。新設停留場が2つ続いたところで1910年(昭和18年)開業の停留場。1942年(昭和17年)から10年間休止されて1952年(昭和27年)に再開されました。

淡々と進みます。【私鉄に乗ろう 74】とさでん交通軌道線 その13 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)