【私鉄に乗ろう 74】とさでん交通軌道線 その15

人家の玄関先にホームがあって停留場と気付くのが遅れてしまいました。一条橋停留場から400mで明見橋停留場。後免方面は国道上の「緑部分」です。1911年(明治44年)開業。

300mで長崎停留場。1911年(明治44年)に開業しています。人家の塀際に停留場ホームがあります。どうも後免方面下りホームはずーっと冷遇され続ける様です。ここでも国道上の緑地帯。

国分川を渡る葛島橋手前で別れた国道32号線を渡ります。32号は北上して土讃線に沿って大歩危小歩危を越え、髙松に至ります。

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南国市に入ります。道路案内には徳島県との県境四ツ足峠まで54kmとあります。ここも難所。

400mで小篭通(こごめどおり)停留場。後免方面ホームの冷遇は維持されています。1911年(明治44年)開業。

600mで篠原停留場。国道195号線との間に専用軌道らしくガードレール。久しぶりに下り後免方面にもホームがあります。1911年(明治44年)開業。

400mで住吉通停留場。ここも1911年(明治44年)開業。次の停留場が見えています。

線路が左にズレます。地図や航空写真では分かり難いのですが望遠レンズで撮ると分かります。

200mで東工業前停留場。1911年(明治44年)後免線開通時には稲𠮷通停留場が開設されましたが1942年(昭和17年)に廃止されます。20年後の1963年(昭和38年)高知県立高知東工業高校の通学利便性のために請願駅で新設されました。

500mで後免西町停留場。停留場の先から併用軌道になっています。1911年(明治44年)の開業時は後免西町通停留場でした。。1942年(昭和17年)の営業休止から26年後の1968年(昭和43年)に後免寄りに60m移設され後免西町停留場として再開しました。

【私鉄に乗ろう 74】とさでん交通軌道線 その16 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)