JR東海は、米国テキサス州に新たな子会社「High-Speed-Railway Integration Corporation」を設立した。

同社は、テキサス州の高速鉄道プロジェクト(ダラス~ヒューストン 約385km、事業開発主体は Texas Central Partners 社(TCP))に、東海道新幹線型高速鉄道システムの導入をめざす。

今回設立した High-Speed-Railway Integration Corporation(略称 HInC、エイチインク) は、米国で日本側企業とともにプロジェクトのコアシステム供給の受注にむけた TCP 社との協議や準備活動を行う。

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また、日本側企業連合による受注が決定したさいには、その一員としておもにに各個別システムのインテグレーション・走行試験・要員養成の業務を担当する。

資本金は100万米ドル(当社 100%出資)。代表者は日笠伸治取締役社長(現 JR東海 総合技術本部技術企画部 海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室 担当部長)。