富士市とJR東海が、新富士駅を発着点とするサイクルツーリズム振興に向けた実証実験を、2025年10月1日(水)から11月30日(日)まで実施中です。電動アシスト付き自転車「e-bike」のレンタルと、富士市の絶景・グルメスポットを巡るデジタルスタンプラリーが楽しめます。特に、東海道新幹線を利用して訪れるとレンタル料金が500円割引になる「新幹線ひいき」の特典も用意されており、秋の富士市を満喫する絶好の機会です。

新幹線を降りたらペダルを漕げ!気軽に楽しむe-bikeレンタル

この実証実験では、東海道新幹線の新富士駅南口で、電動アシスト付きのe-bike(ミニベロ)をレンタルできます。坂道でも楽に進めるe-bikeで、富士山の絶景や駿河湾の美しい海岸線を気軽に楽しむことができます。料金は3時間以下の利用で2,000円、3時間以上で4,000円(いずれも税込)となっており、専用のウェブサイトから予約が可能です。

スタンプ集めてお宝ゲット!富士市周遊デジタルスタンプラリー

特典(イメージ)

期間中は、JR東海の「TOKAI STATION POINT」アプリを活用したデジタルスタンプラリーが開催。富士市内の絶景スポットやグルメスポットを巡り、スマートフォンのアプリでQRコードを読み取ってスタンプを集めると、素敵な特典がもらえます。4つのスタンプを集めると、富士市限定デザインのハンカチかタンブラー、または「TOKAI STATION POINT」200ポイントが進呈。

さらに、特定のスポットでは先着で名物コロッケがプレゼントされるなど、サイクリングを一層楽しめる仕掛けが満載です。このスタンプラリーは、レンタサイクルを利用しない方でも参加可能です。

初心者も上級者もかかってこい!絶景だらけのモデルコース

デジタルスタンプラリーで巡るモデルコース(イメージ)

スタンプラリーには、目的や体力に合わせて選べる2つのモデルコースが設定されています。「富士オーシャンビューロード」は、海岸線沿いの平坦な地形を走る約23kmのコースで、初心者にもおすすめです。名物の生しらすが味わえる田子の浦港などを巡ります。

コース1:富士オーシャンビューロード(イメージ)

一方「富士リバービューロード」は、富士川沿いの茶畑や浅間大社などを巡る約40kmのコース。アップダウンはありますが、その先で出会えるパノラマの絶景は格別で、アウトドア派の利用者を満足させること間違いなしです。

コース2:富士リバービューロード(イメージ)

新幹線で来た人だけが得をする「ひいき」な割引制度

東海道新幹線を利用して新富士駅に来た方は、レンタサイクルの料金が500円割引になる特典があります。レンタル受付時に「EXご利用票」や「ジャパン・レール・パス」など、新幹線の利用を証明できるものを提示するだけで割引が適用されます。乗車日と、その前後2日間が有効期間となっており、乗車区間は問われません。

新富士駅発 サイクルツーリズム実証実験の概要

この実証実験は、富士市とJR東海が連携し、新富士駅を起点としたサイクルツーリズムの振興を目指して行うものです。

実施期間:2025年10月1日(水)~11月30日(日)まで

レンタサイクルの営業時間は9時~17時(最終受付15時)で、水曜日と木曜日は定休日となります(ただし10月1日、2日は営業)。新富士駅南口で受付を行い、e-bikeを借りて富士市内のサイクリングを楽しめます。

JR東海と富士市が共同で実施する、e-bikeとデジタルスタンプラリーを組み合わせたサイクルツーリズム実証実験は11月30日まで実施中です。新幹線からのアクセスも良く、手軽に富士市の魅力を満喫できる絶好の機会です。e-bikeという便利なツールと新幹線割引を組み合わせることで、体力に自信のない方も、富士山の雄大な景色を気軽に満喫できます。
秋の紅葉や澄んだ空気の中、あなただけの富士山の絶景を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
(画像:富士市、JR東海)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

【関連リンク】