周囲500mの範囲内に住民56人の新幹線駅 【非電化路線に乗ろう06】津軽線06

2020.02.29

※2014年3月撮影

トップ画像、2014年(平成26年)3月海峡線を特急スーパー白鳥で北海道に向かっていました。(青春18きっぷ使用です)その時に津軽今別駅に停車した写真です。2013年(平成25年)から使用されている仮設ホーム。北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅が建設中でした。駅名標の「木古内」が上から貼ってあるのは、3月15日に竜飛海底駅・吉岡海底駅・知内駅が廃止されたためです。撮影は3月17日なので廃止直後ですね。

その時の仮設ホームを津軽線から見上げるとこんな感じでした。手前の看板の部分がホームです。奥は建設中の北海道新幹線。

※2014年7月撮影

2019年8月に戻ります。正面に奥津軽いまべつ駅です。

津軽線は北海道新幹線に沿う様に左にカーブします。奥津軽いまべつ駅の外側の架線はJR貨物用です。貨物線の狭軌が待避線になっています。ホームの向こう側にもあります。ですから奥津軽いまべつ駅で新幹線の線路を見ても三線軌条ではありません。

左下のトンネルは奥津軽保守基地から新幹線につながる三線軌条が走っています。

津軽二股駅から奥津軽いまべつ駅に乗り換える通路からその三線軌条を見ることができます。

※2017年1月撮影

津軽線は津軽二股駅に近づきます。右の鉄柱は奥津軽いまべつ駅出入口の跨線橋を支えています。

津軽二股駅には「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」が併設されています。この駅も元は交換可能な島式ホーム1面2線でした。線形がそのままですね。

単式ホームのシンプルな駅。道の駅が駅舎跡に作られました。待合室の設置はありません。

2017年(平成29年)1月、筆者は津軽鉄道の津軽中里駅からバスで奥津軽いまべつ駅まで来ました。その時は北海道新幹線で新青森方面に戻ったのですが「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」で遅い昼食を食べました。奥津軽いまべつ駅への通路から津軽二股駅を見下ろしています。

※2017年1月撮影

同じカットの角度違い。ちなみに新幹線の奥津軽いまべつ駅には飲食店も売店もありません。

※2017年1月撮影

2019年8月に戻って、奥津軽いまべつ駅出入口からは広い駐車場(屋内)が「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」に連絡しています。傘はほぼ不要です。駐車場内には歩道もあります。

津軽二股駅のホーム「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」を裏側から見ています。遠くの高い跨線橋が奥津軽いまべつ駅出入口からの通路。上の写真を撮った場所です。

奥津軽いまべつ駅出入口は、津軽二股駅と同じ南側にあります。跨線橋の真ん中辺りの鉄柱が上の前面展望で見えたものです。きっぷ売場・改札口は跨線橋を渡った新幹線駅側にあります。東京駅起点で752.2km。津軽今別駅時代のデータですが、駅を中心にした半径500mの範囲に住む人は21世帯56人。(2010年国勢調査)たぶん新幹線駅の周囲で最も人口が少ないのではないでしょうか?

※2017年1月撮影

駅名標。1958年(昭和33年)国有鉄道津軽線の駅として開業。1968年(昭和43年)貨物取扱が廃止。国鉄分割民営化でJR東日本に承継されます。その後無人化。1997年(平成9年)駅舎が解体され跡地に「道の駅いまべつ=半島ぷらざアスクル」がオープン。北海道新幹線工事で一時休止されました。2016年(平成28年)北海道新幹線奥津軽いまべつ駅が開業。この駅から今別町に入りました。

津軽線はここからようやく本来の沿線住民のための鉄道線になります。

【非電化路線に乗ろう06】津軽線07 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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