駅の電柱や架線柱につく縦長の看板が印象に残る「ノザキのコンビーフ」。

この「ノザキのコンビーフ」、実はC62形蒸気機関車と同い年。

1948年にまずびん詰で登場し、その2年後にいまの台形型でクルクルと回しながら開ける「巻き取り鍵」が特徴の、いわゆる枕缶コンビーフが誕生した。

ADVERTISEMENT

そんな国産コンビーフ第一号を、ニッポンの食卓にを届けてくれたのが、JFE商事グループの川商フーズ。

川商フーズはことし3月16日から、この「ノザキのコンビーフ」を始めとした現行の枕缶商品を、より使いやすく開けやすい、バリア性に優れた新パッケージへリニューアルして発売!

70年間、国民に親しまれてきたクルクル巻き取り鍵つき台形缶がなくなるのはさびしいけど、こんどの新パッケージもすごい!

形状は台形の枕缶イメージを最大限に踏襲してる! これまで愛されてきたあの牛マークのデザインはそのままだし!!

その名も「アルミック缶」。アルミックって、なに?

開けやすくバリア性に優れ、賞味期限は6か月長く!

新しいパッケージ「アルミック缶」は、開けやすいシール蓋(ふた)を採用。

アルミ箔と樹脂フィルムを貼り合わせたパッケージで、缶詰と同様に空気の侵入による製品の劣化を防ぎ、優れたバリア性を備えていると!

しかも! 賞味期限は現行缶詰より6か月長く、常温保存で製造日から3年6か月間、調理なしでそのままでもおいしい。非常用の備蓄食品にも最適。

さらに内容量も使い切りやすい80グラムに。これまでの日本のみ流通していた枕缶は、内容量100グラム。

これ、実は「量が多すぎる」という声が多かったらしく、現在の家族構成や食事シーンなどに配慮し、使い切りやすい80グラムに変更したんだって。

―――いいね、川商フーズ。

こうしたパッケージ刷新は、『ノザキのコンビーフ』だけでなく、『ニューコンミート』『脂肪分 50%カットコンビーフ』『ご飯にめちゃいける 和風コンビーフ』も同様に、リニューアル。

C62と同い年の「ノザキのコンビーフ」が、パッケージを変えて新しい時代へ。あのクルクル巻き取り鍵つき台形缶をもう一度体験したい人も、新しいアルミック缶を試したい人も、お店にダッシュだ!

文:鉄道チャンネル