小宇宙 カオス 挑戦 クリーン……海外写真家3人の都営交通 現場 写真展、六本木駅構内に67作品を展示中! 2月14日まで
「この現場は小宇宙のようだった。そこにひとつの世界ができあがっている感じがした」
世界的写真家の集団 マグナム・フォト の写真家が切り取った都営交通の「現場」は、われわれにどんな衝撃・衝動を与えてくれるか―――。
東京都交通局は2月3日から2月14日まで、都営大江戸線 六本木駅 構内で、都営交通写真展「すべての『今日』のために」を開催。
今回、都営地下鉄や都営バス、そして都営交通を行き交う人とその表情をとらえたのは、写真家 マーク・パワー、ゲオルギィ・ピンカソフ、ハリー・グリエールの3人。
都営交通の車内、路線、整備場、都営沿線の街並み、都営交通を利用する人たちの表情などを切り取った彼ら3人の作品は、なんと67作品。
内訳は、マーク・パワー作22点、ゲオルギィ・ピンカソフ作22点、ハリー・グリエール23点。
そのすべてが、六本木駅構内の階段やエスカレーター、コンコースなどに展示されている。
冒頭のコメントは、マーク・パワー。ゲオルギィ・ピンカソフ と ハリー・グリエールも、都営交通現場の印象について、こう語っている。
「ここに暮らす人は競争のためではなくて、みんなが高い基準を設定して挑戦している気がする。どの分野においても。見ていて気持ちがいい」(ゲオルギィ・ピンカソフ)
「東京に初めて来たとき、カルチャーショックだった。すべてが整っていて、クリーンで。秩序の中に色のカオスと、不思議なものがたくさん上から吊り下がっている」(ハリー・グリエール)
そして、鉄道好き・写真好きにはたまらないプレゼント企画も!
公式 Instagram「いいね!」で図録をプレゼント
東京都交通局は、公式Instagram「PROJECT TOEI」(https://www.instagram.com/p/B8FlF88oQP8/)をフォローし、キャンペーン該当記事を「いいね!」した人のなかから抽選で、200人に↑↑↑の図録をプレゼント。
プレゼント期間は2月3日から2月29日まで。
―――この「すべての『今日』のために」写真展は、東京都交通局が発信するプロジェクト「PROJECT TOEI」の一環。同局はこの写真展について、こうメッセージを伝えている。
「彼らの感想は三者三様ですが、共通しているのは、東京で働く人々、暮らす人々の真面目さ、そして不可思議さ、わからなさでした」
「この取組を通じて、ふだん何気なく利用している都営交通が、世界的な写真家の視点を通じてどのように見えているのか、またそこから東京という場所の特異性と魅力を感じ、新たな気づきを感じてほしい」
「2020年の東京は、あなたの眼にどのように映っているか―――」
<PROJECT TOEI>
https://project-toei.jp/photo/
画像:東京都交通局
文:鉄道チャンネル